マツバラン

From Wikipedia, the free encyclopedia

マツバラン
マツバラン
分類
: 植物界 Plantae
: シダ植物門 Pteridophyta
: マツバラン綱 Psilotopsida
: マツバラン目 Psilotales
: マツバラン科 Psilotaceae
: マツバラン属 Psilotum
: マツバラン P. nudum
学名
Psilotum nudum
和名
マツバラン
ガステリア属の多肉植物を育てていた鉢で、自然に飛来した胞子より発芽したマツバランを18年後に撮影
上記のマツバランを植え替えるために鉢から引き抜いて地下茎を示したところ

マツバラン(松葉蘭、Psilotum nudum)は、マツバラン科のシダ植物。マツバラン科では日本唯一の種である。日本中部以南に分布する。

だけでももたない。胞子体の地上部には茎しかなく、よく育ったものは30cmほどになる。茎は半ばから上の部分で何度か2又に分枝する。分枝した細い枝は稜があり、あちこちに小さな突起が出ている。枝はややくねりながら上を向き、株によっては先端が同じ方向になびいたようになっているものもある。その姿から、別名をホウキランとも言う。先端部の分岐した枝の側面のあちこちに粒のような胞子のうをつける。胞子のう(実際には胞子のう群)は3つに分かれており、熟すと黄色くなる。

胞子体の地下部も地下茎だけで根はなく、あちこち枝分かれして、褐色の仮根(かこん)が毛のように一面にはえる。この地下茎には菌類が共生しており、一種の菌根のようなものである。

地下や腐植の中で胞子が発芽して生じた配偶体には葉緑素がなく、胞子体の地下茎によく似た姿をしている。光合成の代わりに多くの陸上植物アーバスキュラー菌根共生を営むグロムス門菌類と共生して栄養素をもらって成長し、一種の腐生植物として生活する。つまり他の植物の菌根共生系に寄生して地下で成長する。配偶体には造卵器と造精器が生じ、ここで形成された卵と精子が受精して光合成をする地上部を持つ胞子体が誕生する。

分布と生育環境

利用

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI