マリオのピクロス
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ピクロスシリーズ第1弾。パッケージには「オトナのパズル。」とキャッチコピーが書かれ、シンプルなルールで幅広い年齢層に支持される人気ゲームとなり、世界合計の売り上げでミリオンセラーを記録した。ゲームボーイは発売から6年が経っており後継機[1]が検討されるなどゲーム機としては終焉に向かいつつある中でのヒットとなり、良い物を作ればまだゲームボーイでも売れると石原は開発中のポケットモンスターへの自信を深めることとなった。[要出典]
探検家(考古学者)に扮したマリオが、古代遺跡の石盤に隠された絵を解読する筋立て。問題では画面左上にマリオの顔が常に表示されており、絵の完成、ミス等に応じて表情を変える。基本は15×15マスの問題で、全256問を収録。
「やさしいピクロス」「キノココース」「スターコース」はそれぞれLEVEL1〜8の各レベルごとにA〜Hの8問ずつで計64問。どの問題からでも遊べる。
ステージ
- やさしいピクロス
- 初級問題。LEVEL1は5×5マス、LEVEL2〜6は10×10マスの問題。LEVEL7〜8は15×15だが、片側のマスが8マスまでと変則的である。
- キノココース
- 中級問題。全て15×15の問題。
- スターコース
- 上級問題。キノココースを全問クリアすると遊べる。
- タイムトライアル
- スターコースを全問クリアすると遊べる。制限時間、ヒントルーレットは無く、間違った部分を削っても教えてくれない。問題はランダム。
開発
ジュピター創業者の中山誠はインテリジェントシステムズの創設メンバーだったこともあり彼自身は信頼されていたものの、設立されてから間もないジュピターはそうでもなかったため、中山らは実績を作りたいと考えていた[2]。
この当時、中山は毎日新聞に連載されていた「ののぐらむ」をはじめとするお絵かきロジックの楽しさを知っていたものの、塗りつぶしたり消したりすることへの手間からコンピュータゲーム化を思いつく[2]。相談先である任天堂から、エイプの社員である石原恒和をディレクターとしてあてがわれたほか、任天堂の宮本茂からもマリオの使用許可が下りた[2]。ジュピターは宮本からマリオの基礎について教えてもらっただけでなく、マリオのデザインにかかわっていたアニメーターの小田部羊一がジュピターに入社したばかりの目黒徳親にマリオの描き方を指南した[2]。加えて、石原はゲーム作りやデザインのノウハウがジュピターに教えられた[2]。
スーパーファミコンで試作したのち、最終的にはゲームボーイ向けに開発することになった[2]。気軽に遊んでほしいという狙いは携帯ゲーム機との相性が良かったものの、画面の解像度の低さが障壁となった[2]。たとえば数字の場合、ゲームボーイの解像度では5と6の区別は1ドットの差しかないため、宮本や石原はわかりやすい描き方を提案した[注釈 1]。目黒は2025年のインタビューの中で自分はきっちりした数字が書きたかったのに、このような工夫を理解できなかったと述懐している[2]。
移植版
| No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 備考 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | マリオのピクロス | ゲームボーイ | エイプ ジュピター |
任天堂 | フラッシュロムカセット (ニンテンドウパワー) |
|||
| 2 | マリオのピクロス | ニンテンドー3DS | エイプ ジュピター |
任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
[3] | ||
| 3 | ゲームボーイ Nintendo Classics |
Nintendo Switch | 任天堂 | 任天堂 | ダウンロード | [4][5] |