マリッツァ・コレイア

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ニックネーム リッツ
泳法 自由形
マリッツァ・コレイア
ニックネーム リッツ
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
泳法 自由形
大学 アメリカ合衆国の旗 ジョージア大学
生年月日 (1988-12-11) 1988年12月11日(36歳)
生誕地 プエルトリコの旗 サンフアン
身長 175cm
体重 61kg
獲得メダル
国際大会 1 2 3
オリンピック 0 1 0
世界選手権 1 2 0
世界短水路選手権 1 1 1
パンアメリカン大会 2 0 0
ユニバーシアード 3 0 0
合計数 7 4 1
競泳 女子
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
オリンピック
2004 アテネ4x100mフリーリレー
世界選手権
2003 バルセロナ4x100mフリーリレー
2001 福岡4x100mフリーリレー
2001 福岡4x100mメドレーリレー
世界短水路選手権
2004 インディアナポリス4x100mフリーリレー
2006 上海4x100mメドレーリレー
2006 上海100m自由形
パンアメリカン競技大会
2007 リオデジャネイロ4x100mフリーリレー
2007 リオデジャネイロ]4x100mメドレーリレー
ユニバーシアード
2005 イズミル50m自由形
2005 イズミル4x100mフリーリレー
2005 イズミル4x100mメドレーリレー
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2018年

マリッツァ・コレイア(Maritza Correia、1988年12月11日 - )は、プエルトリコサンフアン出身の元女子競泳選手。専門は自由形。競泳においてオリンピックのメダル獲得と世界記録(及びアメリカ記録)樹立を達成した史上初のアメリカ黒人女子選手であり、オリンピックのアメリカ代表に選ばれた史上初の黒人女子選手である。結婚後はマリッツァ・マクレンドン(Maritza McClendon)として知られる。

生い立ち

ガイアナ人の両親であるヴィンセントとアンの下、プエルトリコサンフアンに3人兄妹の末っ子として生まれる[1][2]。水泳を始めたきっかけは7歳の時に医師から重度の脊柱側弯症と診断され、治療のために水泳体操を勧められたからだった[3]。9歳の時に家族でアメリカ合衆国タンパに移住し[1]、兄ジャスティンの背中を追ってブランドン・ブルーウェーブスイムクラブ(Brandon Blue Wave Swim Club)に入会した[4]

高校時代

高校はタンパ・ベイ工業高校英語版に進学すると、18歳以下のカテゴリーにおいて50m自由形の全米チャンピオンに輝いたほか、100m自由形の4回を含む5つの種目で計6回フロリダ州チャンピオンに輝くなど輝かしい実績を残した[5]

大学時代

1999年、全額の奨学金を得てジョージア大学に進学し、同大学初のアメリカ黒人競泳選手となった[6]

2000年3月、NCAA選手権(全米学生選手権)400mメドレーリレー決勝でジョージア大学の第4泳を務め、第1泳のコートニー・シーリー英語版、第2泳のクリスティ・コワル英語版、第3泳のキーガン・ウォークリー(Keegan Walkley)と共に3分57秒46の短水路世界新記録(当時)を樹立した[7]。これによりコレイアは世界記録及びアメリカ記録を保持する史上初のアメリカ黒人女子選手となった[8]

2000年、全米オリンピック選考会では代表入りの最有力候補だったにもかかわらず、100m自由形で18位、200m自由形で34位に終わった。その結果5,6ヶ月鬱状態に陥り、コレイアは本気で現役引退を考えたが、コーチやチームメイト、母親の説得や励ましによって4年後のオリンピック出場を目指すことにした[4][8][5]

2002年、NCAA選手権50y自由形で21秒69を記録し、エイミー・ヴァン・ダイケンの持つアメリカ記録21秒77を塗り替えて優勝した[9]。これによりコレイアは個人種目のアメリカ記録を保持する史上初の黒人女子選手となった[8]。コレイアは100y自由形でもジェニー・トンプソンの持つアメリカ記録47秒61を塗り替える47秒56で優勝したほか[10]、200yフリーリレーと400yフリーリレーでもアメリカ新記録樹立と優勝に貢献して4冠を達成した[11][12][13]

大学在籍中にNCAAタイトルを11回獲得、オール・アメリカ英語版に27回選出、男女通じて史上初のカンファレンス選手権自由形全種目優勝など輝かしい実績を残し、2005年に社会学学位を取得して卒業した[3]

  • NCAAタイトル[14]
    • 2000年 - 200m自由形、400mフリーリレー、400mメドレーリレー
    • 2001年 - 800yフリーリレー
    • 2002年 - 50y自由形、100y自由形、200yフリーリレー、400yフリーリレー
    • 2003年 - 50y自由形、100y自由形、200yフリーリレー
  • カンファレンス選手権(SEC選手権)の自由形全種目優勝[14]
    • 50y自由形 - 2002年、2003年
    • 100y自由形 - 2001年、2002年、2003年
    • 200y自由形 - 2000年
    • 500y自由形 - 2000年
    • 1650y自由形 - 2000年

2001年世界選手権

福岡で開催された世界選手権に出場すると、4×100mフリーリレー決勝で第3泳を務め(スプリットタイム54秒94)、第1泳のコリーン・ラン英語版(56秒15)、第2泳のエリン・フェニックス英語版(54秒68)、第4泳のコートニー・シーリー英語版(55秒03)と共に銀メダルを獲得した[15]リンゼイ・ベンコ英語版が膝を故障したため出番が回ってきた100m自由形では準決勝に進出し、8位と0秒17差の9位で惜しくも決勝進出を逃した[16]。4×100mメドレーリレーでは予選で第4泳を務めて全体2位での決勝進出に貢献した[17]。予選だけの出場に終わったがアメリカが2位に入ったためコレイアも銀メダルを獲得した。

2003年世界選手権

バルセロナで開催された世界選手権の4×100mフリーリレー予選に出場し、第4泳を務めて全体6位での決勝進出に貢献した[18]。予選だけの出場に終わったがアメリカが優勝したためコレイアも金メダルを獲得した。これによりコレイアは世界選手権で金メダルを獲得した史上初のアメリカ黒人女子選手となった[8]

2004年全米オリンピック選考会

100m自由形で54秒77の4位(2位と0秒35差)[19]、50m自由形で25秒15の3位(2位と0秒04差)となり[20]、この結果アテネオリンピック4×100mフリーリレーのアメリカ代表に選出された。過去にオリンピック競泳アメリカ代表に選出された黒人選手は2000年シドニー大会アンソニー・アービン(男子選手)しかおらず、コレイアはオリンピック競泳アメリカ代表に選出された史上初の黒人女子選手となった[21][8]

2004年オリンピック

アテネで開催されたオリンピックの4×100mフリーリレー予選に出場すると、第4泳を務めて54秒74のスプリットタイムをマークし、第1泳のアマンダ・ウィアー英語版(54秒50)、第2泳のコリーン・ラン(55秒42)、第3泳のリンゼイ・ベンコ(54秒80)と共に全体2位で決勝に進出した[22]。予選だけの出場に終わったがアメリカが2位に入ったためコレイアも銀メダルを獲得した。これによりコレイアはオリンピックの競泳メダルを獲得した史上初のアメリカ黒人女子選手となった[8]

現役引退

2004年アテネオリンピックの前から始まっていたという肩の痛みにキャリア終盤は悩まされながらも競技を続けていたが、2007年を最後に現役を引退した[5][8][23]

水泳の普及活動

シグマ・ガンマ・ロー英語版のメンバーであるコレイアはSwim 1922のスポークスウーマンを2013年から務めている。Swim 1922はシグマ・ガンマ・ローとアメリカ水泳連盟英語版が提携して2012年に立ち上げたプログラムで、全米各地で黒人などの有色人種に水泳のレッスンを行い溺死率を低下させることを目標としている[24][6][1]

人物・家族

成績

世界大会

世界水泳連盟ウェブサイト参照[26]

大会場所種目結果記録泳順備考
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国代表
1999世界短水路選手権香港100m自由形準決勝13位55秒42
200m自由形予選19位2分02秒25
400m自由形予選20位4分19秒64
800m自由形4位8分43秒11
4x100mフリーリレー予選失格DSQ4泳
4x200mフリーリレー8位8分13秒641泳
4x100mメドレーリレー予選10位4分12秒114泳
2001世界選手権福岡100m自由形準決勝9位55秒60
4x100mフリーリレー銀メダル3分40秒803泳
4x200mフリーリレー予選4位8分05秒024泳[注釈 1]
4x100mメドレーリレー予選2位 4分05秒074泳
2003世界選手権バルセロナ4x100mフリーリレー予選6位 3分43秒144泳
2004オリンピックアテネ4x100mフリーリレー予選2位 3分39秒464泳
世界短水路選手権インディアナポリス4x100mフリーリレー予選1位 3分37秒762泳
2005ユニバーシアードイズミル50m自由形金メダル25秒38[27]
4x100mフリーリレー金メダル3分43秒972泳大会記録[27]
4x100mメドレーリレー金メダル4分07秒004泳[27]
2006世界短水路選手権上海50m自由形8位25秒23
100m自由形銅メダル53秒54
4x100mフリーリレー4位3分37秒701泳
4x100mメドレーリレー銀メダル3分55秒654泳

全米オリンピック選考会

場所種目結果記録備考脚注
2000インディアナポリス100m自由形予選18位56秒86[28]
200m自由形予選34位2分04秒59
400m自由形予選51位4分24秒04
2004ロングビーチ50m自由形銅メダル25秒15[29]
100m自由形4位54秒77
200m自由形予選42位2分04秒72

記録

脚注

外部リンク

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