マルコ・メンゴーニ

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出身地 イタリアの旗 イタリア
活動期間 2009年 -
マルコ・メンゴーニ
Marco Mengoni
2021年
基本情報
生誕 イタリアの旗 イタリアヴィテルボ県ロンチリオーネ
(1988-12-25) 1988年12月25日(37歳)
出身地 イタリアの旗 イタリア
職業 シンガーソングライター
活動期間 2009年 -
レーベル Sony Music
公式サイト www.marcomengoni.it

マルコ・メンゴーニイタリア語: Marco Mengoni1988年12月25日 - )は、イタリアシンガー・ソングライターである。2009年にイタリア版Xファクターで優勝したことにより、広く名を知られるようになる[1]ユーロビジョン・ソング・コンテストに2度イタリア代表として出場し、サンレモ音楽祭でも2度の優勝経験を持つ。

Xファクターでの優勝後、デビュー作となったEP『Dove si vola』は、イタリア音楽産業協会のチャートで首位にたった。

2010年2月、メンゴーニは第60回サンレモ音楽祭に楽曲「Credimi ancora」で挑み、3位入賞を果たす[2]。この楽曲は2枚目のEP『Re matto』に収録され、このEPはイタリアのヒットチャートに首位で初登場した。EPのプロモーションのためにイタリア国内をツアーし、そのときの音源よりライヴ・アルバム『Re matto live』も発売された。

初のフル・アルバム『Solo 2.0』は2010年9月に発売され、イタリア音楽産業協会によりゴールド・ディスクに認定された。2013年には第63回サンレモ音楽祭にて「L'essenziale」を歌って優勝を果たし、ユーロビジョン・ソング・コンテスト2013イタリア代表となることが決まった。2013年5月にはスウェーデンマルメで開催されるユーロビジョン・ソング・コンテスト2013にイタリア代表として出場し、「L'essenziale」を歌う。またこの楽曲は2枚目のフル・アルバム『Prontoacorrere』のリード・シングルとしてアルバムの売上げを牽引し、このアルバムは過去3作のアルバムと同様にイタリア音楽産業協会のヒットチャート首位となった。

TRL賞英語版や5つのウィンド・ミュージック賞英語版を始め多くの受賞歴があり、また2010年にはイタリア人アーティストとして初めてMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードの「Best European Act」に選出された。

2023年2月11日に行われたサンレモ音楽祭で優勝した事によりイタリア代表となり、2023年5月13日に英国リバプールで行われるユーロビジョン・ソング・コンテスト2023にイタリア代表として出場し「Due vite」を歌う[3]

出自

マルコ・メンゴーニは1988年12月25日にイタリアヴィテルボ県ロンチリオーネに生まれ、同地で幼少時代を過ごした[4]。彼は一人っ子であった[5][6][7]。14歳のとき、高校で工業デザインを学ぶ傍らで歌唱のレッスンを受け[8][9]、後に5人組のヴォーカル・グループの一員として活動を始める[9]

卒業後にローマに移り、大学で言語学を専攻する[9]。学生時代にはバーテンダーとして働いたり、ピアノ・バーや結婚式で音楽を披露することもあった[10]。この頃にサウンドミキサー、ミュージック・プログラマーとして初めて音楽業界に関わる経験をした[9]

音楽キャリア

2009年: Xファクターと『Dove si vola』

メンゴーニは2009年、音楽タレント・オーディション番組であるイタリア版Xファクターの第3シーズンに出場し、エドゥアルド・デ・クレシェンツォ英語版の「Uomini semplici」を歌う[11]。メンゴーニのいたカテゴリ「16-24s」を担当した歌手・モルガン英語版は、同カテゴリから上位に進出できる4人のうちひとりにメンゴーニを選出した[12]。番組中では様々なジャンルの音楽を歌い、ミーナ・マッツィーニジョルジア・トドラーニ英語版エリサアドリアーノ・チェレンターノといった歌手たちから称賛を受けた[13][14]。2009年12月2日、メンゴーニは優勝を果たし、30万ユーロでレコード会社と契約、2010年のサンレモ音楽祭に出場する権利が与えられた[15]

優勝曲となった「Dove si vola」はイタリア音楽産業協会のヒットチャートに首位で登場し[16]、またこの曲は2009年12月4日発売の同名のEP『Dove si vola』に収録された[17]。EPにはタイトル曲の他にオリジナル作の「Lontanissimo da te」や、番組中で歌ったカヴァー曲5曲が収録され[18] peaked at number 9 on the Italian Albums Chart[19]、イタリア音楽産業協会によりプラチナム・アルバムに認定された[20]

X Factor 3で歌った楽曲
エピソード テーマ 曲名 原曲 順位 結果
Audition[11] Auditioner's Choice "Uomini semplici" Eduardo De Crescenzo英語版 N/A 上位進出
Bootcamp[21] "La luce dell'est" Lucio Battisti英語版
"We Can Work It Out" The Beatles
"(You Make Me Feel Like) A Natural Woman" Aretha Franklin
"I'm Outta Love" Anastacia
Live Show 1[22] Mentor's Choice "Man in the Mirror" Michael Jackson 5 通過
Live Show 2[23] "L'amore si odia" Noemi feat. Fiorella Mannoia英語版 2
Live Show 3[24] 1980s in music "Notorious" Duran Duran 1
Live Show 4[25] Mentor's Choice "Psycho Killer" Talking Heads 6
Live Show 5[26] "My Baby Just Cares for Me" Nina Simone 4
Live Show 6[27] "Ashes to Ashes" David Bowie 5
Live Show 7[28] "Helter Skelter" The Beatles 3
Live Show 8[29] "Insieme a te sto bene" Lucio Battisti英語版 2
Acappella Songs "L'appuntamento" Ornella Vanoni 12
Live Show 9[30] Sanremo Music Festival "Almeno tu nell'universo" ミア・マルティーニ 6
Live Show 10[31] Italian-language Songs "Onda su onda" Bruno Lauzi英語版 1
Michael Jackson "Billie Jean" Michael Jackson 11
Live Show 11[32] Mentor's Choice "Kiss" Prince and The Revolution 5
"Il nostro concerto" Umberto Bindi英語版 6
Live Show 12[33] "Back in Black" AC/DC 4
Acappella Songs "Senza fine" Gino Paoli英語版 5
Winner's Song "Dove si vola" Marco Mengoni 12
Final[34] Celebrity Duets "Oggi sono io" (with Alex Britti) Alex Britti英語版 3
Mentor's Choice "Amore assurdo" Morgan英語版 5
Winner's Song "Dove si vola" Marco Mengoni 7
Medley "Psycho Killer", "My Baby Just Cares for Me", "Almeno tu nell'universo" Talking Heads, Nina Simone, Mia Martini 10 Winner
Acappella Song "The Fool on the Hill" The Beatles 12

2010年: サンレモ音楽祭と『Re matto』

2010年のコンサートにて

2010年2月、メンゴーニはサンレモ音楽祭に出場し、「Credimi ancora」を歌って3位入賞を果たした[35][36]。この楽曲は後にシングルとして発売され、イタリアのヒットチャートで3位となり、またイタリア音楽産業協会によりプラチナム版に認定された[37][38]。この曲は、2010年2月17日発売の2枚目のEP『Re matto』にも収録された。このEPは4週間連続でイタリアのアルバム・チャート首位を維持し[39]、更に「Stanco (Deeper Inside)」と「In un giorno qua」がシングル化された[40][41]

メンゴーニの初のコンサート・ツアー「Re matto live」もEPをプロモーションした。ツアーは2010年5月3日にミラノで始まり、2時間のショーを56箇所でこなし[42][43]、ルカ・トマッシーニ(Luca Tommassini)のダンス指導のもと、過去の作品や「Live and Let Die」「(I Can't Get No) Satisfaction」、Mad World」「Proud Mary」、「Tears in Heaven」などのカバー曲が披露された[44][45][46]。このツアーのときの様子を収録したライヴ・アルバムおよびビデオ・アルバムも制作され、『Re matto live』と題されて2010年10月19日に発売された[41] ライヴ・アルバムはイタリアのヒットチャートの首位に登場し、後にイタリア音楽産業協会によりプラチナム版に認定された[20][47]

同年、TRL賞英語版の最優秀男性歌手として表彰される[48]。さらにMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードの「Best Italian Act」および「Best European Act」に選出され、イタリア人としてはじめて「Best European Act」を受賞した[49][50]

2011年 - 12年: 『Solo 2.0』

2011年9月2日、メンゴーニはアルバム『Solo 2.0』に先立って「Soloを発売した。収録曲のほとんどはメンゴーニが共著者を務めたものであり[51]、その他の制作陣にはネッファ(Neffa)やデンテ(Dente)などを迎え入れた[52]エレクトロニックロックの影響を受け[53][54]、またイタリアのア・カペラグループ、クラスター(Cluster)やファビオ・グリアン(Fabio Gurian)監督によるオーケストラなどがアルバムに加わった[53]。アルバム『Solo 2.0』は2011年9月27日に発売され、イタリア音楽産業協会のアルバム・チャートに首位で初登場[55]、後にゴールド盤に認定された[56] On 21 October 2011, "Tanto il resto cambia" was released as the album's second single, while the third single, "Dall'inferno", was released to Italian radio stations on 27 January 2013.[57]

2011年にはまた、ルーチョ・ダッラによるコンピレーション・アルバム『Questo amore』に参加し、「Meri Luis」の別バージョンを歌ったり[58]レナート・ゼロ英語版のビデオ・アルバム「Sei Zero」にて「Per non essere così」を歌ったりした[59]

初のフル・アルバムのプロモーションのためのコンサート・ツアーは2011年11月26日にミラノで始まった[60]、2012年4月にはツアーの第2弾が始まり、アンドレア・リゴナット(Andrea Rigonat)やエリサも加わった[61]

2013年: サンレモ音楽祭、『#prontoacorrere』、ユーロビジョン・ソング・コンテスト

ユーロビジョン・ソング・コンテストのリハーサル(2013年)

2013年2月、この年のサンレモ音楽祭に代表曲「en:L'essenziale」および「Bellissimo」で出場した。2013年2月12日、大会を戦う曲が「L'essenziale」に一本化される[62]。4日目、ルイージ・テンコ英語版の「Ciao amore ciao」のカヴァーなどを歌った[63]。2月16日、メンゴーニは優勝者に選出された[64]。同じ日、審査員はメンゴーニをユーロビジョン・ソング・コンテスト2013イタリア代表と認定した[65]。「L'essenziale」g¥はシングルとして発売され、イタリアのデジタル・ダウンロード・チャートで首位となり、8週間連続で首位を維持、マルチ・プラチナム盤に認定された[37][66]

「L'essenziale」と「Bellissimo」は共に2枚目のフル・アルバム「Prontoacorrere」に収録された。アルバムの制作陣にはミケレ・カノヴァ英語版を迎え、2013年3月19日に発売された[67]。アルバムはマーク・オーエンジャンナ・ナンニーニイヴァーノ・フォッサティ英語版チェーザレ・クレモニーニ英語版などが楽曲を提供し[67]、イタリアのヒットチャートに首位で初登場、イタリア音楽産業協会でゴールド盤に認定された[68][69]。収録曲からは「Pronto a correre」もシングル化され、2013年4月19日に発売された[70]

2020年代

2021年から2023年にかけて、3部作のアルバム『マテリア』を発売。

音楽性

コリエーレ・デラ・セラのルカ・ベネディッティ(Luca Benedetti)によると、マンゴーニは典型的なソウルミュージックの声の持ち主で、かつポップ・ロックのトーンを有するとしている[71]。また、マウリツィオ・ポッロ(Maurizio Porro)は「ある種、魅力的な猫なで声である」と評した[72]

2009年末、メンゴーニは自身の音楽性について「British/black」と評した[73][74]。多数のインタビューでメンゴーニは、自身に大きな影響を与えたアーティストとしてビートルズの名を挙げた他[75][76]デヴィッド・ボウイ[77]マイケル・ジャクソン[78]レナート・ゼロ英語版[79] なども影響を与えたアーティストとして言及している。

ディスコグラフィー

スタジオ・アルバム

  • Solo 2.0 (2011)
  • Prontoacorrere (2013)
  • Parole in circolo (2015)
  • Le cose che non ho (2015)
  • Atlantico (2018)
  • Materia
    • Terra (2021)
    • Pelle (2022)
    • Prisma (2023)

ライヴ・アルバム

EP盤

ツアー

  • 2010年: Re matto tour
  • 2011年: Solo tour 2.0
  • 2013年: L'Essenziale Anteprima Tour - L'Essenziale Tour[80]

受賞歴

カテゴリ 作品 結果
2010 TRL Awards英語版 Man of the Year[48] 受賞
MTV Europe Music Awards MTV Europe Music Award for Best Italian Act[81] 受賞
MTV Europe Music Award for Best European Act[49] 受賞
Wind Music Awards英語版 Platinum Album Award[82] Dove si vola 受賞
Platinum Album Award[82] Re matto 受賞
2011 TRL Awards Best Talent Show Artist[83] ノミネート
Wind Music Awards Platinum Album Award[84] Re matto live 受賞
Platinum Digital Single Award[84] Credimi ancora 受賞
Platinum Digital Single Award[84] In un giorno qualunque 受賞
2012 TRL Awards Best Look[85] ノミネート
Superman Award[86] 受賞
2013 MTV Awards Superman Award[87] 未決定

映像作品

脚注

外部リンク

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