マルバオモダカ
From Wikipedia, the free encyclopedia
| マルバオモダカ | |||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マルバオモダカ | |||||||||||||||||||||
| 保全状況評価[1][2] | |||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))
絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト) | |||||||||||||||||||||
| 分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Caldesia parnassifolia (Bassi ex L.) Parl. | |||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||
|
Caldesia reniformis | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| マルバオモダカ |
マルバオモダカ(Caldesia parnassifolia)は、オモダカ科マルバオモダカ属に属する植物。湖沼やため池などに生息する抽水植物である。種小名のparnassifoliaは、ラテン語で「parnassi(パルナッス山)+folia(葉)」という意味であり、パルナッス山のように丸い葉を持ったオモダカ、を意味している。
形態、生態
湖沼の周縁や、比較的深い場所(水深1m弱程度まで)に生息している。深いところでは浮葉を中心に展開するが、浅いところでは抽水葉を多くつける。葉は通常腎臓型だが、初期浮葉は卵形になるものもある。8月から9月にかけて、長さ50cm-1mほどの花茎を水上に伸ばす。また、水中に伸ばした花茎の、本来花序が出来る部位に殖芽(栄養繁殖体)を形成し、無性生殖的にも繁殖する[4]。これは一種のアポミクシスである。殖芽は茎から容易に外れ、種子同様水中に散布される。
花茎は円錐花序で、花柄は3輪生。各花柄の先に、3枚の花弁と6本の雄蕊、6-10本の雌蕊をもつ白い花をつける。花弁は白色で、花弁の縁には浅い切れ込みが入る。葯は黄色で、雌蕊の先と葯がほぼ同じ高さに位置する。
胚珠はむき出しになっており、受粉して種子が形成されたあとも、種子に雌蕊の痕跡が残る。種子には縦方向の溝がある。
近縁種
同属に、中国などに生息する Caldesia grandis がいる。マルバオモダカと類似しているが、雄蕊の本数が9-12本になる点などで異なる[7]。