マンガリッツァ
From Wikipedia, the free encyclopedia
全身が羊のような毛で覆われているため、別名「ウーリーピッグ(毛むくじゃらの豚)」とも呼ばれている[3]。毛の色によって、金(ブロンド)、赤(レッド)、黒(ブラック)と3種類に分類することができ、黒い鼻の淵、口元、蹄を持っているのが特徴である。
マンガリッツァの肉はピック社などが販売を手掛けている。ハンガリーの高級料理店「グンデル(Gundel)」を始めとして、ドイツの三ツ星レストラン「ビクターズ(Victor's Gourmet-Restaurant Schloss Berg in Perl)」やウィーンの「ツム・ヴァイセン・ラウフファングケーラー(Zum Weissen Rauchfangkehrer)」などで使用されている。
日本ではピックサラミハンガリー社(東京都)[注 2]などが取り扱っているほか、日本国内で飼育されている事例もある(後述)。
系統
- ブロンドマンガリッツァ
- 現存する系統では原種に近い。白毛に黄色がかった色の巻き毛が特徴。
- レッドマンガリッツァ
- カルパチア盆地で飼育されているサロンタ豚(Szalontai)とブロンド系統とを掛け合わせ、1910年頃に誕生した品種。1933年までには、31頭のメスのみになるなど、絶滅に瀕していたが、その後、ゆっくりとだが増えてきている。
- ブラックマンガリッツァ
- 絶滅したといわれている。
- スワローベリーマンガリッツァ
- ブラック系統とブロンド系統とを掛け合わせた品種。レッド同様に1933年には32頭のメスのみになるなど、絶滅に瀕していた。こちらも増えてきている。
- 黒毛で腹は白い。
飼育方法
特色
日本における飼育
- 富士農場サービスグループ(静岡県)が2016年に英国から導入した。種豚場でもある同グループでは血統の登記管理を行っており、同グループで飼育されているマンガリッツァが国内登記第一号となった[6]。
- ハンガリーと近い緯度に位置する北海道中川郡幕別町の十勝ヒルズでは、2016年(平成28年)にハンガリーより純血のマンガリッツァ豚を購入し、一般公開を行うとともに繁殖と飼育を進めた[7][8][9]。繁殖と飼育は成功し、2018年(平成30年)より十勝ロイヤルマンガリッツァ豚のブランド名で出荷を開始している[8]。
- しまざき牧場(神奈川県)が2016年(平成28年)に輸入した種豚150頭程度を宮城県で飼育し、2017年(平成29年)からハムなどを出荷している[1]。
