ミエロペルオキシダーゼ

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MPO
PDBに登録されている構造
PDBオルソログ検索: RCSB PDBe PDBj
PDBのIDコード一覧

1CXP, 1D2V, 1D5L, 1D7W, 1DNU, 1DNW, 1MHL, 1MYP, 3F9P, 3ZS0, 3ZS1, 4DL1, 4EJX, 4C1M, 5FIW

識別子
記号MPO, myeloperoxidase
外部IDOMIM: 606989 MGI: 97137 HomoloGene: 55450 GeneCards: MPO
遺伝子の位置 (ヒト)
17番染色体 (ヒト)
染色体17番染色体 (ヒト)[1]
17番染色体 (ヒト)
MPO遺伝子の位置
MPO遺伝子の位置
バンドデータ無し開始点58,269,855 bp[1]
終点58,280,935 bp[1]
遺伝子の位置 (マウス)
11番染色体 (マウス)
染色体11番染色体 (マウス)[2]
11番染色体 (マウス)
MPO遺伝子の位置
MPO遺伝子の位置
バンドデータ無し開始点87,684,407 bp[2]
終点87,695,239 bp[2]
遺伝子オントロジー
分子機能 金属イオン結合
ヘム結合
heparin binding
クロマチン結合
酸化還元酵素活性
peroxidase activity
細胞の構成要素 ミトコンドリア
リソソーム
secretory granule
azurophil granule
エキソソーム
細胞核
細胞外領域
細胞外空間
azurophil granule lumen
細胞内膜で囲まれた細胞小器官
細胞質
phagocytic vesicle lumen
生物学的プロセス low-density lipoprotein particle remodeling
defense response to fungus
response to mechanical stimulus
removal of superoxide radicals
hypochlorous acid biosynthetic process
negative regulation of apoptotic process
リポ多糖への反応
response to gold nanoparticle
response to yeast
hydrogen peroxide catabolic process
酸化ストレスへの反応
老化
response to food
respiratory burst involved in defense response
防衛反応
defense response to bacterium
好中球脱顆粒
cell redox homeostasis
出典:Amigo / QuickGO
オルソログ
ヒトマウス
Entrez
Ensembl
UniProt
RefSeq
(mRNA)

NM_000250

NM_010824

RefSeq
(タンパク質)

NP_000241

NP_034954

場所
(UCSC)
Chr 17: 58.27 – 58.28 MbChr 17: 87.68 – 87.7 Mb
PubMed検索[3][4]
ウィキデータ
閲覧/編集 ヒト閲覧/編集 マウス
ミエロペルオキシダーゼ
識別子
EC番号 1.11.2.2
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
検索
PMC articles
PubMed articles
NCBI proteins
テンプレートを表示

ミエロペルオキシダーゼ(MPO)はペルオキシダーゼに分類される酵素であり、ヒトではMPO遺伝子にコードされている。[5]

この酵素は好中球に多く存在する。[6]リソソームタンパクの一種であり、好中球ではアズール顆粒に蓄えられる。MPOはヘム色素を持ち、大量に分泌されるとや粘液を緑に染めることがある。

MPOタンパクはおよそ150kDaで、15kDaの軽鎖2本と、グリコシル化され、補欠分子ヘムが結合した重鎖2本からなる二量体である。重鎖の大きさのみが異なる3つのアイソフォームが存在する。[7]7配位、五方両錐形をとるカルシウム結合部位を持つが、このカルシウムは酵素活性に重要である。配位子の内1つがAsp96のカルボキシル基であり、活性中心のHis95に隣接しているためである。

機能

MPOは好中球の呼吸バースト中に、過酸化水素(H2O2)と塩化物イオン(Cl-)から次亜塩素酸(HOCl)(またはそのハロゲン等価体)を生産する。このとき補因子としてヘムが必要である。また、過酸化水素を用いてチロシンをチロシルラジカルに酸化することもできる。[8]

次亜塩素酸やチロシルラジカルには細胞毒性があり、細菌などの病原体を殺菌する。

阻害剤

アジ化物は長い間MPO阻害剤として使われてきたが、4-アミノ安息香酸ヒドラジド(4-ABH)はさらに特異性の高い阻害剤であることが分かった。[9]

遺伝学

ヒトでは17番染色体に乗っている(17q23.1)。[5]

疾患

ミエロペルオキシダーゼ欠損症はこの酵素の遺伝的欠損であり、免疫不全の症状を呈する。[10]

抗MPO抗体は様々な血管炎、特に急速進行性糸球体腎炎好酸球性多発血管炎性肉芽腫症に関与している。これは核周辺型抗好中球細胞質抗体(P-ANCA)として検出され、多発血管炎性肉芽腫症に関連し、細胞質型ANCA(C-ANCA)として検出されるプロテイナーゼ3(PR3)抗体と対照的である。

最近の研究により、MPOレベルと冠動脈疾患の重症度が相関することが分かった。[11]これは、ミエロペルオキシダーゼが動脈硬化の病変と粥腫の不安定性に重要な役割を持つことを示唆する。[12][13]

応用

参照

出典

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