ミツバウツギ
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| ミツバウツギ | |||||||||||||||||||||
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Staphylea bumalda DC. (1825)[1] | |||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| ミツバウツギ(三葉空木)、 ホソバミツバウツギ[1] |
ミツバウツギ(三葉空木[4]・三つ葉空木[5]・省沽油[6]、学名: Staphylea bumalda)は、ミツバウツギ科ミツバウツギ属の落葉低木。山地の沢沿いなどに生える。若葉はゆでて山菜として食用にされる。
分布・生育地
形態・生態
落葉広葉樹の低木で、高さ2 - 5メートル (m) になる[7]。樹皮は灰褐色で縦の筋が入る[5]。細くて長い灰褐色の枝がたくさん出て[8]、茎はウツギと同様に中空となる。枝の元には枯れた小枝が何本も残っている[8]。一年枝は褐色や紫褐色で、無毛で皮目がある[5]。葉は小葉が3枚ずつつく3出複葉で、枝の節ごとに長い葉柄を持って対生する[7][8]。小葉は先が尖った卵形から長卵状楕円形で、葉縁に細かな鋸歯がある[4][8]。
花期は初夏(5 - 6月ごろ)[7][4]。花は枝先に円錐花序をなして、筒型の白い花が穂状になって、垂れ下がるように咲させる[4][8]。花は水平に完全には開くことはなく半開きの状態であるが[8]、花弁・がく(各5枚)とも白く、よく目立つ。果実は偏平で先の尖った軍配のような形をした蒴果で[8]、シワがあり、二股の風船のような形に例えられる[5]。秋に熟して、先端は2 - 3裂する[7]。冬でも果実が枯れ姿で枝に残っていることもある[5]。
冬芽は広卵形や半球形の鱗芽で無毛、芽鱗は栗褐色で2枚つく[5]。枝先に仮頂芽が2個つき、側芽が枝に対生する[5]。葉痕部分は膨らんでいて目立つ[5]。葉痕は半円形で、維管束痕は3 - 9個つく[5]。
- スケッチ
- 花と蕾
利用
新芽や若葉、蕾は食用になる[7][8]。採取時期は、関東地方以西など暖地が4 - 6月ごろ、東北地方以北など寒冷地が5 - 6月ごろとされ、伸び始めた新芽を摘み取る[4][8]。梅雨入りするころにはアブラムシが発生して、食用には適さないという[4]。若芽は茹でて水にさらし、おひたし、ごま・酢味噌などの和え物、煮物、炒め物、煮びたしにする[4][8]。また生で天ぷら、汁の実、油炒めにしたり、細かく刻んで炊き上がった米飯に混ぜて蒸らし、混ぜご飯(菜飯)にもできる[4][8]。蕾はさっと茹でて、三杯酢、寒天寄せ、すまし汁の浮き実にする[8]。食味は、柔らかい葉にはアクやクセがなく上品な味わいで、老若を問わず好まれると評されている[8]。