ミドルネーム
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歴史
例
日本
日本では、大化の改新の後、律令制の一環として戸籍制度が始まり、このときに多くの名字が作られた。武士階級の例で見てみると、織田信長は正式な名前表記が「平朝臣織田上総介三郎信長」であり、これは「氏:平、姓:朝臣、名字:織田、通称:上総介三郎、諱:信長」であることを示している[9]。しかし、明治時代に姓・名の形に法律で制度化されたため、現代ではミドルネームは認められていない。そのため、名の登録は通称か諱のどちらかで行うこととなり、例えば伊藤春輔博文(初代内閣総理大臣)は諱の「博文」を名として登録している。海外では、二重国籍を持つ者が出生の届け出をした際に、当該国においてミドルネームが認められる場合もあるが、日本における届出では、名の一部として扱われる。
名前の文字数に制限はないため出生届や帰化申請において、ケンブリッジ飛鳥アントニオ(陸上競技・短距離走の選手)、田中マルクス闘莉王(元サッカー選手)などのように、ミドルネームを名の一部として組み込んで、戸籍に登載することは可能である(出生届#出生届の姓と名)。
中国
スペイン
スペインでは数多くのミドルネームが付けられる。極端な例ではあるが、スペイン出身のパブロ・ピカソは、正式名を「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・シプリアノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・ピカソ」という。これは洗礼名と先祖の名前を、次々に並べていったためにミドルネームが長くなったといわれている[10]。
→「人名 § スペイン語圏の名前」を参照