基本的には、やはり両社が共同開発したオトマートMk.2艦対艦ミサイルをもとに、弾頭を対潜用の短魚雷に換装したものとなっている。ミサイルの巡航高度は200mで、オトマートMk.2と同様に、飛翔中に目標情報の更新を受けることができる[1]。
フランス海軍は収束帯(CZ)による長距離探知に見合うスタンドオフ性能を求めていた。これに応じて、本機は35 kmの射程を備えており、この距離を3分で飛翔することができる。哨戒ヘリコプターが15分待機であったことを考えると、即応性の点では大きなアドバンテージであった。なお単純に直線距離で飛翔した場合の最大射程は60 kmに達する[1]。
目標の近傍に達してターボジェット・サステナーが消火すると、まず減速用パラシュートを開いて減速、短魚雷を切り離す。短魚雷は姿勢制御・降下用パラシュートを開いて、姿勢を整えて着水、音響ホーミングによって敵潜水艦を捕捉・追尾を開始する[2]。長距離射程での目標捕捉公算は15%程度とされている[1]。
なお弾頭として用いられる短魚雷は、やはり両国が共同開発したMU90「インパクト」が標準であるが、イギリスのスティングレイやアメリカ合衆国のMk.46への換装も可能である[2]。