ムラソイ

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ムラソイ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Scorpaeniformes
: メバル科 Sebastidae
: メバル属 Sebastes
: ムラソイ S. pachycephalus
学名
Sebastes pachycephalus
Temminck & Schlegel, 1843
シノニム[1]
  • Sebastes pachycephalus pachycephalus Temminck & Schlegel, 1843
  • Sebastichthys pachycephalus (Temminck & Schlegel, 1843)
  • Sebastodes nigricans Schmidt, 1930
  • Sebastes pachycephalus nigricans (Schmidt, 1930)
  • Sebastichthys latus Matsubara, 1934
英名
Mottled seaperch
Thickhead seaperch

ムラソイ(学名:Sebastes pachycephalus)は、メバル属に分類される魚類の一種。北西太平洋に分布し、沿岸の浅い岩礁に生息する。体色は褐色で、明るい模様が入ることもある。市場での流通量は少ないが、釣りでは人気の種である。

1843年にオランダ動物学者であるコンラート・ヤコブ・テミンクドイツの動物学者であるヘルマン・シュレーゲルによって記載され、タイプ産地は日本であった[2]Murasoius 亜属のタイプ種とされることもある[3]。かつてはムラソイ、オウゴンムラソイ、ホシナシムラソイ、アカブチムラソイの4亜種に分けられていた。遺伝的解析の結果、オウゴンムラソイが独立種となり、ホシナシムラソイはムラソイと、アカブチムラソイはオウゴンムラソイと同種とされた[4]。種小名は「広い頭」を意味し、近縁種と比べて頭部が幅広いことに由来する[3]

分布と生息地

日本朝鮮半島中国黄海から渤海まで、北西太平洋に分布し[1]ロシア日本海岸でも見られる[2]。日本では主に房総半島以南の太平洋岸、能登半島以南の日本海および東シナ海岸に分布し、東北地方では珍しい[5]底魚であり、沿岸の浅い岩礁域に生息する[1]

形態

体高は高く、体形は比較的側扁する。口は大きく、下部に位置する[6]。頭部には頑強な眼前棘、眼上棘、眼後棘、頭頂棘を持つ。眼の間はへこんでおり、下顎は上顎より短く、鱗を持たない。背鰭棘条部の基部は細かい鱗で覆われる。背鰭は13棘と13-16軟条から、臀鰭は3棘と6軟条から成る[4]。尾鰭は截形に近い扇形である[6]。全長42cm、体重1.6kgに成長する[1]。体色は褐色から暗褐色で、明るい褐色の帯や明色の模様が入る場合もある。眼から放射状に三本の明るい茶色の帯が入る。鰭には様々な濃さの茶色の斑点が入る[6]

生態

他のメバル類と同様に卵胎生であり[1]、幼魚は海藻の中に隠れ、甲殻類とそのなどの動物プランクトン、小魚を捕食する[5][7]

人との関わり

出典

関連項目

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