メソサウルス
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メソサウルスの復元想像図 | ||||||||||||||||||||||||
| 地質時代 | ||||||||||||||||||||||||
| ペルム紀前期 シスウラリアン | ||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Mesosaurus tenuidens Gervais, 1865 | ||||||||||||||||||||||||
| 種 | ||||||||||||||||||||||||
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メソサウルス (Mesosaurus) は、古生代ペルム紀前期に生息していた基盤的な有羊膜類。爬虫類と姉妹群の中竜目に属する。属名は「中間のトカゲ」を意味する。まれに"水棲の恐竜"と呼称されるが[1][2]、これは不適切な表現である[3]。
主に全長約40cm~1mの幼体が発見・展示されるが、最大では全長1.5~2.5mに達したと推定される[4]。水中に適応した身体をもつ[5]。一度地上生活に適応した後、祖先の両生類の様に水中生活に戻ったグループの一つと考えられている。
- 頭蓋骨と歯
- この生物は、長い吻部と眼窩付近に鼻孔を持つ頭蓋骨を持っていた。その顎には、最大の特徴である細かい針状の歯が多数生えていた。これらの歯は、1本ずつ歯槽に収まっていたが、捕食するには脆弱であった[6]。化石の保存状態が良くないことからあまり詳細な形態は判明していないが、眼窩後部に下側側頭窓が存在していたらしいということが指摘されている。しかし、これが単弓類のものと相同であるかは判明していない[7]。
- 胴体
- 軽い構造の身体を持っており、頭部、胴体ともに流線型であった。肩帯と腰帯は縮小しており四肢は細く、肢端は鰭脚状になっていた。後肢はより長く、水中で推進力を得るのに適した形態となっている。肋骨が厚くなり(現代の海牛類で見られる特徴)、胴体をくねらす事が出来ない[8]。脊柱の神経弓が拡大しており、カプトリヌス科との類似が指摘されている[9]。
- 尻尾
- 長く高さがあり、縦に扁平である[6]。尾椎骨にトカゲの自切面と類似する構造が見られるが、生息環境に目立った捕食動物が存在しないことや主に尾を移動手段として使っていたことなどから陸棲の祖先の名残で実際には自切しなかったとされる[10]。
- メソサウルス骨格
- メソサウルス化石。上はアンモナイト
