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モダン・レコード

アメリカ合衆国のR&B、ブルース、ジャズを扱うレコードレーベル From Wikipedia, the free encyclopedia

モダン・レコード(Modern Records)は、1945年にハンガリー系ユダヤ人移民の子息のビハリ兄弟[1]によって設立されたアメリカ合衆国のレコード会社であり、レコードレーベルである。

設立 1945年4月21日[1]
設立者
  • ジュールズ・ビハリ
  • サウル・ビハリ
解散 1969年
概要 親会社, 設立 ...
  • モダン・レコード
  • Modern Records
親会社 エイス・レコード
設立 1945年4月21日[1]
設立者
  • ジュールズ・ビハリ
  • サウル・ビハリ
解散 1969年
現況 閉鎖
ジャンル ジャズ、ブルース、R&B、ロックンロール
国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
本社所在地 カリフォルニア州ロサンゼルス
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モダン所属のアーティストには、ハダ・ブルックス、エタ・ジェイムズ、ジョー・ヒューストン、リトル・リチャード、アイク&ティナ・ターナー、ジョン・リー・フッカーらがいた。同レーベルは1940年代、50年代の大きな影響力を持つブルース、R&Bのレコードの数々をリリースしたことで知られる[2]。

来歴

モダン・レコードは、ビハリ兄弟のサウルとジュールズの2人によって1945年、ロサンゼルスに設立された[3]。1947年以前はモダン・ミュージック・レコード(Modern Music Records)という名前であった[4]。兄弟の他の2名、レスターとジョーも経営には関わっていた[3]。

設立の初期段階においては、モダンは他の零細レーベルのマスター・レコーディングを購入し、所有音源を拡大した。1951年にはビル・クインからゴールドスター・レコードのマスターを2千5百ドルで購入している。その内容はライトニン・ホプキンズとリル・サン・ジャクソンの未発表マスター32曲であった[5]。ビハリ兄弟は作曲者クレジットを得る目的でしばしば別名を使用した[2]。例えばサウル・ビハリはミドルネームがサミュエルだったことから、サム・リンという名前をソングライティング用に使用していた。R&Bのレーベルとしてスタートしたモダンは、より広範囲な聴き手にアピールするため、他のレーベルから出たR&Bのヒット曲をモダンのアーティストにカバーさせる手法を日常的に実践していた。

1958年、ビハリ兄弟はケント・レコードを設立し、モダンからのレコードのリリースを停止した[6]。1964年にはモダンは復活し、1965年にアイケッツがシングルをリリースして成功を収めている[7]。しかしながら、会社はその数年後に倒産し、業務を停止。同レーベルの音源は、1980年代にケント・レコードの音源とあわせて英国レーベル、エイスにライセンスされ、1990年代にはエイスがその権利を完全に取得した。英国のエイスが現在、モダン/ケントのマスター・テープとその権利を所有している[8]。

経営者とスタッフ

  • ビハリ兄弟のサウル、ジュールズ、ジョーの3人が主だった経営者であった。兄弟の長男、レスターは実際には時折関わる程度であった[9]。社長はサウル、ジュールズとジョーが副社長、レスターは営業と販売促進の責任者であった。但し、ジョー・ビハリの娘の証言によると社長はサウルではなくジュールズであったという[3]。
  • アイク・ターナーは、1950年代にモダン・レコードのタレント・スカウトおよびセッション・ミュージシャンとして働いていた[2]。彼がモダンのために発掘したアーティストにはボビー"ブルー"ブランド、ハウリン・ウルフ、ロスコー・ゴードンがいた[10]。B.B.キングとジョー・ビハリによると、キングをビハリ兄弟に紹介したのはターナーで、それが彼のRPMでのリリースに繋がった[9]。
  • トニー・ヒドラーは1950年代後半にモダン・レコードのA&R担当であった。彼はその後CTレコードを皮切りに自身のレーベルを立ち上げ[11]、インパクト・レコードの社長も務めている[12][13]。
  • オースティン・マッコイはモダン・レコードのアーティスト、セッション・ミュージシャン、レコーディング・セッション監督であった。彼は1950年代後半にモダンを離れ、マーキュリー・レコードのA&R担当となり、同社のビヴァリーヒルズ事務所に勤務した[14]。

アルバム

  • Modern Music: The First Year – 1945 (Ace CDTOP 1339, 2012)

以下のアルバムは、レコード番号"M-70nn"(モノラル)、"MST-8nn"(ステレオ)でリリースされている:

シングル(一部抜粋)

さらに見る レコード番号, リリース日 ...
レコード番号 リリース日 米国 R&Bチャート タイトル(A面/B面) アーティスト名
624[15] Oct 1948 — 1 「Blues After Hours」
b/w 「I'm Still In Love With You」
Pee Wee Crayton
627[16] Nov 1948 — 1 「Boogie Chillen」
b/w 「Sally May」
John Lee Hooker
704[17][18] Oct 1949 — 5 「Little School Girl」
b/w 「Suitcase Blues」
Smokey Hogg
714 Oct 1949 — 6 「Crawlin' King Snake」
b/w 「Drifting from Door to Door」
John Lee Hooker
835 Sep 1951 — 1 「I'm in the Mood」
b/w 「How Can You Do It」
John Lee Hooker
848 Dec 1951 — — 「Crying All Night Long」
b/w 「Dry Up Baby」
Robert Bland
857 Feb 1952 — 7 「The Wind Is Blowin」
b/w 「Would My Baby Make A Change」
Jimmy Witherspoon
860 Mar 1952 — — 「Ramblin' On My Mind」
b/w 「Just An Army Boy」
Boyd Gilmore
864 Apr 1952 — — 「Bad Women Bad Whiskey」
b/w 「You're My Angel」
Little Junior Parker and the Blue Flames
947 Jan 1955 — 1 「The Wallflower」
b/w 「Hold Me, Squeeze Me」
Etta James and "The Peaches"
961 Jun 1955 — — 「Mary Lou」
b/w 「Don't Think I Will」
Young Jessie, Maxwell Davis & Orchestra
962 Aug 1955 — 6 「Good Rockin' Daddy」
b/w 「Crazy Feeling」
Etta James, Maxwell Davis & Orchestra
1002 Sep 1956 — — 「Hit, Git And Split」
b/w 「Don't Happen No More」
Young Jessie
1005 Oct 1956 — 7 「Goodnight My Love (Pleasant Dreams)」
b/w 「I Want You With Me Xmas」
Jessie Belvin
1022 Jun 1957 — — 「By The Light Of The Silvery Moon」
b/w 「Come What May」
Etta James
1027 Nov 1957 — — 「Just To Say Hello」
b/w 「My Satellite」
Jesse Belvin
1003[19] Dec 1964 107 — 「Camel Walk」
b/w 「Nobody Loves Me」
The Ikettes
1005[20] Feb 1965 36 28 「Peaches 'N' Cream」
b/w 「The Biggest Players」
The Ikettes
1007[21] May 1965 107 32 「Good Bye, So Long」
b/w 「Hurt Is All You Gave Me」
Ike & Tina Turner
1011[20] Jul 1965 74 12 「I'm So Thankful」
b/w 「Don't Feel Sorry For Me」
The Ikettes
1012[22] Aug 1965 134 — 「I Don't Need」
b/w 「Gonna Have Fun」
Ike & Tina Turner
1015[23] Jan 1966 122 — 「(Never More) Lonely For You」
b/w 「Sally Go Round the Roses」
The Ikettes
1030 1967 — — 「Bring It Back Home To Me」
b/w 「Slippin' And Slidin'」
Little Richard
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傘下のレーベル

脚注

外部リンク

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