モリブデン酸ナトリウム

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モリブデン酸ナトリウム
Sodium molybdate
Sodium molybdate
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.028.683 ウィキデータを編集
EC番号
  • 231-551-7
RTECS number
  • QA5075000
UNII
特性
化学式 Na2MoO4
モル質量 205.92 g/mol(無水物)
241.95 g/mol(二水和物)
外観 白色の粉末
密度 3.78 g/cm3, 固体
融点

687 °C, 960 K, 1269 °F

への溶解度 84 g/100 ml (100 °C)
屈折率 (nD) 1.714
危険性
安全データシート(外部リンク) External MSDS
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
NFPA 704 four-colored diamondHealth 2: Intense or continued but not chronic exposure could cause temporary incapacitation or possible residual injury. E.g. chloroformFlammability 0: Will not burn. E.g. waterInstability 0: Normally stable, even under fire exposure conditions, and is not reactive with water. E.g. liquid nitrogenSpecial hazards (white): no code
2
0
0
引火点 不燃性
半数致死量 LD50 4000 mg/kg (ラット, 経口)[1]
半数致死濃度 LC50 >2080 mg/m3 (ラット, 4 時間)[1]
関連する物質
その他の
陰イオン
クロム酸ナトリウム
タングステン酸ナトリウム
その他の
陽イオン
モリブデン酸アンモニウム
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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モリブデン酸ナトリウム (: sodium molybdate) は、化学式が Na2MoO4 と表される、モリブデンの原料となる物質である[2]。2水和物 Na2MoO4・2H2O として存在することが多い。

モリブデン(VI)アニオンは四面体型で、1つのアニオンごとに2つのナトリウムカチオンが対応している[3]

モリブデン酸ナトリウムは、最初は水和反応によって合成された[4]。しかし、50 °Cから70 °Cに熱した水酸化ナトリウム中に酸化モリブデン(VI)を溶かし、結晶化して濾過することで収率良く合成できる[3]。100 °Cに加熱することで無水塩が得られる。

利用

農業では、肥料として年間450トンが使われている。特にブロッコリーカリフラワーでは、モリブデンが欠乏した土壌では葉がよじれるWhiptailという症状が見られ、その治療にモリブデン酸ナトリウムが用いられる[5][6]。しかし、0.3 ppmを超えると動物、特にウシに銅欠乏症を引き起こすので、注意が必要である[3]

工業では、腐食抑制剤として用いられる[3]

反応

水素化ホウ素ナトリウムと反応させると、モリブデンが還元されて酸化数が減少する[7]

モリブデン酸ナトリウムはジチオリン酸と次のように反応し[3]

を形成する。

安全性

溶融マグネシウムと接触すると爆発する。五フッ化臭素三フッ化塩素のようなハロゲン間化合物と激しく反応する。熱したナトリウムカリウムリチウムと反応して白熱する[8]

関連項目

出典

外部リンク

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