ヤエヤマサソリ
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| ヤエヤマサソリ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Liocheles australasiae (Fabricius, 1775) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| シノニム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Scorpio australasiae Fabricius, 1775 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ミナミアジアナメラカハサミサソリ ヤエヤマサソリ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Dwarf Wood Scorpion |
ヤエヤマサソリ(八重山蠍、学名 Liocheles australasiae (Fabricius,1775))は、クモガタ綱サソリ目オボソサソリ科に属するサソリである。別名ミナミアジアナメラカハサミサソリ。日本に産するサソリ2種のうちの1つで、人に対する危険は少ない。
特徴
分布
東アジアや南アジア、東南アジア、ポリネシア、オセアニアにかけて広く分布する種類。詳しくは以下の通り。
リユニオン、 ミャンマー、インド (アンダマン諸島ニコバル諸島含む)、バングラデシュ、スリランカ、台湾、韓国(絶滅?)、日本、タイ、ベトナム、マレーシア、フィリピン、マリアナ諸島、マーシャル諸島、インドネシア、オーストラリア(クリスマス諸島ココス諸島含む)、パプアニューギニア(ビスマルク諸島含む)、ソロモン諸島(バニコロ島サンタクルス島含む)、バヌアツ(ニューヘブリディーズ諸島)、ツバル(フナフティ島)、ミクロネシア(キャロライン諸島、ヤップ)、フィジー、トンガ、サモア、ポリネシア (タヒチ)、ポナペ、ニューブリテン、ニューカレドニア(ロイヤリティ諸島含む)、ネパール?、ティモール、パラオ、中国
日本では沖縄諸島の一部、宮古諸島のほぼ全域、八重山諸島のほぼ全域に分布する。具体的には以下の通り。
| 島名 | 文献 |
| 座間味島 | 河合, 2021b |
| 宮古島 | 下謝名, 1972 |
| 来間島 | 河合, 2021a |
| 伊良部島 | 河合, 2020a |
| 下地島(宮古島市) | 河合, 2020a |
| 多良間島 | 下謝名, 1999 |
| 石垣島 | 下謝名, 1972 |
| 西表島 | 高島, 1942 |
| 小浜島 | 千木良・田中, 2004 |
| 竹富島 | 田中, 2012 |
| 黒島 | 唐沢・川添, 2005 |
| 波照間島 | 河合, 2020 |
| 与那国島 | 河合, 2020a |
まれに、荷物などに紛れて本土の港湾などで発見された例がある。
生態
倒木や立ち枯れの木の樹皮下や落ち葉下などに生息している。
国内では宮古諸島において詳しい生息環境の調査がなされている。[2]
生殖
雌性産生単為生殖が出来、雌1匹だけで殖えることが可能。
産まれた若虫は、すぐに雌成虫の背中に登り、ここで約1週間をなにも食べずに過ごす。それから母親の背中から降り、それ以降は自立して生活を始める。
単為生殖について
ヤエヤマサソリは雌性産生単為生殖によって雌だけで繁殖が可能であることが分かっている。
これは、先ず牧岡俊樹らが1984年頃より、西表島とマレーシアのキャメロンハイランドに於いて、この種で年間を通じて雄が出現しないことを発見したことに始まる。これを元に、西表島の個体群から雌の単独飼育による複数回の出産や単独飼育で3代までを得たことでこの可能性が強まった。山崎はさらにこれを徹底し、単独飼育で5代目までを得ることに成功し、さらにその単為発生の仕組みについても研究をした[3]。
世界のサソリのうち、同様の単為生殖を行うとされているのは本種を含めて数種のみである。同属の他種で性比を調べられた例では、雌雄がほぼ1:1で存在するとみられる。また、本種についても地域によっては少数の雄が出現するとの報告もあり、部分的には通常の生殖も行われている可能性がある[4]。
