ヤマトウシオグモ
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上顎がよく発達しており、体長は雌雄共に6mm程度であるが、上顎を合わせると8mmになる[1]。頭胸部は縦長で、頭部は幅広くなっている。中窩は縦向きになっており、放射溝や頸溝は明瞭に入る。眼は8眼2列に配置し、その範囲の幅は頭部の幅の約半分あり、前列眼はほぼ真横真っ直ぐに並び、後列眼は強く後曲、つまり中眼より側眼がはっきりと後方に位置する。前中眼の間隔は狭くて中眼の径より短く、中眼と側眼の間は眼の径とほぼ同じ程度。後中眼の間隔は眼の径の約2倍あり、後中眼と後側眼の間は眼の径の1.5倍ほど。上顎は長くて前に突き出しており、その長さは背甲の長さよりやや短い程度である。上顎には外顆があり、上顎の内側にある前牙堤と後牙堤には前に7本、後に2本の歯があってそれぞれ顎の基部から等間隔に配置している。雄では触肢が長く発達し、その脛節の外部に先端が2つに分かれた突起がある。糸疣には篩板はなく、大きな間疣がある[2]。
体色は背甲が赤褐色で後方の色が暗くなっており、特に頸部の両肩が黒褐色となっている。胸板は褐色で周辺の色が濃くなっている。歩脚は黄褐色で第1脚の基節は暗褐色。腹部は黄褐色で灰色の毛に覆われている。
