ヤマムグラ

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ヤマムグラ
山梨県南都留郡 2022年6月中旬
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : キク上類 Superasterids
階級なし : キク類 Asterids
階級なし : シソ類 Lamiids
: リンドウ目 Boraginales
: アカネ科 Rubiaceae
亜科 : アカネ亜科 Rubioideae
: ヤエムグラ属 Galium
: ヤマムグラ G. pogonanthum
学名
Galium pogonanthum Franch. et Sav. (1878)[1]
シノニム
和名
ヤマムグラ(山葎)[3]

ヤマムグラ(山葎、学名Galium pogonanthum)は、アカネ科アカネ亜科ヤエムグラ属多年草[3][4][5]

根茎は短く、節からひげを出す。根茎およびひげ根ともに橙色。は下部で枝分かれして束生し、直立して、長さは10-40cmになる。茎は細く暗緑色で光沢があり、ふつう毛はない。は4個が輪生し、各輪が隔たって茎につく。葉身は長さ1-2cm、幅2-4mm、広線形または狭倒披針形で、先は円頭、基部はしだいに狭まり、縁に上向きの短毛が生える。葉の表面は無毛で、裏面の中央葉脈に上向きの短毛が生える。輪生する4個の葉は1対ずつに大きさや形が異なる。これらの輪生する葉は、対生する本来の2個の葉と、残りの2個の、葉と同形の托葉となり、本来の葉の方が托葉となる葉より長い[3][4][5]

花期は5-6月。枝先から細い花序を出し、数個の小さなをつける。花柄は長さ3-10mmで細い。萼筒は鐘形。花冠は杯形で、径1.5mm、淡緑色で先は4裂し、裂片は卵形で先端はとがり、外側に微細な刺毛が生える。花冠はよく似るヒメヨツバムグラ G. gracilensよりは大きい。雄蕊は4個あり、子房は2室に分かれ、各室に1個の胚珠がある。果実は2個の分果からなり、各分果に1個の種子がある。分果はやや楕円形で、表面には上向きに曲がった短毛がやや密に生える[3][4][5]

分布と生育環境

日本では、本州、四国、九州に分布し、山地のやや乾いた林内に生育する[3][4][5]。世界では、朝鮮半島に分布する[4][5]

名前の由来

和名ヤマムグラは「山葎」の意[3]。山地生のヨツバムグラ G. trachyspermum の類の意味[3]。ムグラ(葎)は、草むら、藪の意味がある[6]

種小名(種形容語)pogonanthum は、「ひげのある花の」の意味[7]

ギャラリー

下位分類

脚注

参考文献

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