ヨシオ工業
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ヨシオ工業株式会社(よしおこうぎょう、Yoshio Industry Inc.)は、石川県白山市にある創業1961年の金属加工・機械製造メーカー。

テーブル10メートルクラスを主力とする大型の五面加工門形マシニングセンタ(五面加工機)を計5台保有するほか、最新鋭の5軸加工機やパレットチェンジャー搭載のマシニングセンタなど強力な設備環境を整え、大型部品加工の圧倒的なキャパシティと高精度加工を強みとしている。
過去にはラジアルボール盤とフライス盤の製造と販売をしており国内のトップシェアを担っていた。その元・工作機械メーカーとしての「設計・開発・製造」のノウハウを活かし、現在は材料手配から金属加工、組立、塗装、電装配線までを社内で完結できる「一貫生産体制」を展開。部品加工にとどまらず、各種産業における自動化・省力化装置や専用設備の製造製作(各種ユニットから装置一式まで)に深く注力している。2024年には『Forbes JAPAN』の「新しい事業承継100社」に選出された。[2]
代表取締役社長は、社会福祉法人 紫志の会の理事長[3]、シェアリングエコノミー協会北陸支部長、一般社団法人ファクトリーサイエンティスト協会理事のほか、複数の企業の代表、社外取締役等を務める徳野新太郎。[4]
主要事業
元・工作機械メーカーとしての「設計・開発・製造」のノウハウをベースに、材料手配から機械加工、組立、塗装、電装配線、調整までを自社で一括して担う「一貫生産体制」を敷いている。主な事業領域は以下の通り[5][6]。
- 大型部品・精密機械加工(請負)[7]
テーブル10メートルクラスの大型門形五面加工機5台を中心とした、大型の製缶品や鋳物の機械加工を主軸とする。対象分野は一般的な産業機械やエネルギー関連にとどまらず、宇宙航空分野をはじめとする先端産業向けの大型・高精度部品の加工にも対応している。さらに、最先端の5軸加工機やパレットチェンジャー搭載の横形マシニングセンタ等の設備を保有し、複雑形状の高精度加工、工程集約による短納期化・効率化を実現。また、インコネル等の難削材加工も可能である。 - 自動化・省力化装置・専用設備の製造製作 [8]
各種産業における生産ラインの自動化・省力化を支える装置や専用設備の製造・製作を行う。工作機械メーカーとして培った精緻な組付技術や電装配線、高度な精度調整ノウハウを活かし、各種ユニット単位から装置一式(アッセンブリ)の製造まで幅広く対応している。 - 機器のオーバーホール・メンテナンス[9]
長年培った工作機械の製造・修理技術を活かし、各種産業機械や工作機械のオーバーホール、精度復元、メンテナンスなどのサービスを展開している。
主要設備
| メーカー名 | 機種名 | サイズ(単位:mm) | |
| 五面加工門形マシニングセンタ | 東芝機械 | MPC-41100B | 門幅:4,100 門高:2,450 テーブル:10,000×3,500 |
| 東芝機械
(現:芝浦機械) |
MPC-3165 E BO | 門幅:3,100 門高:1,700 テーブル:6,500×2,200 | |
| オークマ | MCR-BV | 門幅:3,050 門高:1,950 テーブル:6,600×2,500 | |
| オークマ | MCR-A5C | 門幅:2,500 門高:1,700 テーブル:5,000×2,000 | |
| オークマ | MCR-A5C | 門幅:2,000 門高:1,200 テーブル:4,000×1,500 | |
| 横形マシニングセンタ | 牧野フライス製作所 | a100ε | ストローク:1,700(X)×1,350(Y)×1,400(Z)
テーブル:1,300×1,300 |
| 牧野フライス製作所 | a100ε | ストローク:1,700(X)×1,350(Y)×1,400(Z)
テーブル:1,000×1,500 | |
| 牧野フライス製作所 | a92(2台) | ストローク:1,520(X)×1,250(Y)×1,350(Z)
テーブル:1,200×1,200 パレットチェンジャー:6枚 | |
| 牧野フライス製作所 | a99 | ストローク:1,250(X)×1,100(Y)×1,250(Z)
テーブル:800×800 | |
| DMG森精機 | NH-6300DCG | ストローク:900(X)×800(Y)×980(Z)
テーブル:630×630 | |
| 立形マシニングセンタ | FEELER | VB-825A | ストローク:1,650(X)×825(Y)×700(Z)
テーブル:1,900×800 |
| オークマ | MILLAC 561V | ストローク:1,050(X)×560(Y)×650(Z)
テーブル:1,900×800 | |
| 豊和工業 | MKN-335VCJ | ストローク:550(X)×320(Y)×32+80(ATC)(Z) | |
| 5軸マシニングセンタ | DMG森精機 | DMU95 monoBLOCK | ストローク:950(X)×850(Y)×650(Z)
テーブル:800×800 |
| オークマ | MILLAC 800VH | ストローク:1,020(X)×1,020(Y)×1,020(Z)
テーブル:800×800 | |
| 縦型NCフライス | ヨシオ工業 | ストローク:800(X)×400(Y)×450(Z)
テーブル:1,000×1,000 | |
| ラジアルボール盤 | ヨシオ工業 | アーム:2,000 | |
| ヨシオ工業 | アーム:1,600 | ||
| 平面研削盤 | 岡本工作機械製作所 | okamoto208 | 2,000(X)×800(Y)×600(Z) |
| 機械式三次元測定機 | ミツトヨ | Crysta-Apex C9168 | ストローク:900(X)×1,600(Y)×800(Z) |
| レーザー測定
システム |
レニショー | XL-80 レーザーシステム | |
| ソフトウェア | OPEN MIND | CAM ソリューション hyperCAD-S(hyperMILL®) | |
出典[10]
沿革
- 1961年(昭和36年) - 徳野與四男が石川県石川郡野々市町(現:野々市市)本町に株式会社徳野商会を設立。銑鉄鋳物業を行う。
- 1969年(昭和44年) - 徳野商会の鋳造部と鉄工部をヨシオ工業株式会社として別法人化。
- 1971年(昭和46年) - 創業10周年。
- 1973年(昭和48年) - 石川県鉄工団地協同組合の設立を機に石川県松任市(現:白山市)横江町へ移転。また、銑鉄鋳物部門を独立させアサヒ鋳工株式会社を設立。
- 1974年(昭和49年) - ラジアルボール盤の製造・販売を開始。
- 1979年(昭和54年) - 代表である徳野與四男が第4代野々市町長に就任する。
- 1981年(昭和56年) - 創業20周年。
- 1991年(平成03年) - 創業30周年。徳野与志一(後に野々市市議会議員・議長を務める) が代表取締役社長に就任。それに伴い、徳野與四男は会長に就任。
- 2000年(平成12年) - アサヒ鋳工株式会社を株式会社パープルテクノスに社名変更をすると同時に、大型の五面加工門型マシニングセンタを導入。大型の機械加工を行う。
- 2001年(平成13年) - 創業40周年。
- 2011年(平成23年) - 創業50周年。
- 2014年(平成26年) - ISO9001とISO14001を認証取得。
- 2018年(平成30年) - 徳野新太郎が参画。
- 2020年(令和02年) - 株式会社パープルテクノスの全ての事業を引き継ぐ。
- 2021年(令和03年) - 創業60周年。徳野新太郎が代表取締役社長に就任。また、「健康経営取組事業所」としての認定を受ける。
- 2022年(令和04年) - DMG森精機の5軸加工機「DMU95monoBLOCK」を導入。複雑形状の高精度加工を可能に。
- 2023年(令和05年) - 牧野フライス製作所の大型横形マシニングセンタa92(6面パレットチェンジャー搭載)2台を導入。オークマの大型五面加工門形マシニングセンタを設備し、工程の集約化を推進。
- 2024年(令和06年) - ForbesJAPAN 4月号「新しい事業承継100社」に選出される。[11]株式会社ドコモgacco及びNTTコミュニケーションズ株式会社が提供する地域越境ビジネス実践プログラムの第一号越境先企業となる。[12]
- 2025年(令和07年) - 代表である徳野新太郎が、シェアリングエコノミー協会の北陸支部を立ち上げ、初代北陸支部長となる。[13][14]
主なグループ会社など
- 株式会社パープルテクノス
- ヨシオエンジニアリング株式会社
- イシカワズカン株式会社
- 株式会社絶対そうしよ(コワーキングスクエア金沢香林坊)
- 社会福祉法人 紫志の会(幼保連携型認定こども園 エンジェル保育園)
所属
- ファクトリーサイエンティスト協会
- 北陸未来共創フォーラム
- 金沢大学先端科学・イノベーション推進機構協力会
代表取締役社長 徳野新太郎
1984年4月石川県石川郡野々市町(現:野々市市)生まれ。2008年3月慶應義塾大学総合政策学部(SFC)卒業。太陽ASG監査法人(現:太陽有限責任監査法人)、監査法人アヴァンティアを経て、2018年4月家業であるヨシオ工業株式会社に入社。2021年12月代表取締役社長に就任。その前後から連続起業家及び社会起業家として活動。複数企業の経営に携わる。また、2024年能登半島地震発生直後、金沢近郊の二次避難者向け支援団体チームスクエアを結成。14,000食以上の食事の提供を行う。続く2025年には、シェアリングエコノミー協会の北陸支部を立ち上げ、初代北陸支部長となる。[15][16]
以下、現職。(2026年7月現在)
- ヨシオ工業株式会社 代表取締役社長
- 株式会社パープルテクノス 代表取締役社長
- ヨシオエンジニアリング株式会社 代表取締役社長
- イシカワズカン株式会社 代表取締役社長
- 株式会社絶対そうしよ(コワーキングスクエア金沢香林坊) 代表取締役社長[17][18]
- 社会福祉法人 紫志の会(幼保連携型認定こども園 エンジェル保育園) 理事長
- 三谷産業株式会社 アンバサダー
- 株式会社日本エージェンシー 取締役
- 北陸朝日放送株式会社 放送番組審議会委員
- 能登半島地震 二次避難者支援団体 チームスクエア 代表[19]
- 一般社団法人ファッションバンク 石川県支部長[20][21]
- 一般社団法人シェアリングエコノミー協会 北陸支部長[22][23]
- 一般社団法人ファクトリーサイエンティスト協会 理事[24]
- 一般社団法人能登乃國百年之計 監事[25]