ライ・ウイスキー
ライ麦を主原料とするウイスキー
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歴史
蒸留所
1996年、アンカー醸造所(サンフランシスコ)のフリッツ・メイタッグが、「アンカー蒸留所」の名前でオールド・ポトレロ・シングルモルトウイスキーの醸造を開始した。これは100パーセントの発芽ライ麦を使用しており、アメリカでは数少ないシングルライウイスキーであった。
同国でライ麦を配合したウイスキーを醸造している有名な醸造所には、他にもジム・ビームやオースティン・ニコルズがある。オースティン・ニコルズはワイルド・ターキーのブランドで度数40%・50.5%のものを売り出している。他にはオールドオーバーホルト、ヴァン・ウィンクル・ファミリーリザーブ、リッテンハウス、ミッチャー、パイクスヴィル・シュープリームなどがある。
カナディアン・ウイスキーとライ・ウイスキーの違い
カナディアン・ウイスキーは歴史的に内容量の多くがライ麦だった。しかしながら、現在ではほとんどのカナディアン・ウイスキーはわずかなライ麦がブレンドされているにすぎない。有名な銘柄はカナディアン・クラブとクラウン・ロイアルである。高比率のライ・ウイスキーも売られているが、一般的な「ライ・ウイスキー」の用語との混乱も招いている。100パーセントライ麦ライ・ウイスキーは、カナディアンクラブ・ライ、アルバータ・プレミアム、マスターソンズ、コーヴァルなどごく僅かである。
製品
- ワイルドターキー (Wild Turkey)
- ジム・ビーム (Jim Beam)
- オールド・オーバーホルト (Old Overholt)
- レッドフック・ライ 23年 (Red Hook Rye 23 Year)
- リッテンハウス・ライ (Rittenhouse Rye 80 / Rittenhouse Rye 100 BIB Bottled In Bond)
- ヴィンテージ 23年,21年(Vintage 23 Year,21 Year)
- ミクターズ (Michters / Michters 10 Year)
- オールド・ポトレロ (Old Potrero / Old Potrero 18th Century)
- パイクスヴィル (Pikesville)
- サゼラック・ライ (Sazerac 6 Year / Sazerac 18 Year)
- クラシック・カスク 21年 (Classic Cask 21 Year)
- ヴァン・ウィンクル・ファミリーリザーブ 13年(Van Winkle Family Reserve 13 Year)
- テンプルトン ライ (Templeton Rye)
派生
大衆文化におけるライ・ウイスキー
- 1946年度アカデミー作品賞受賞の『失われた週末』ではレイ・ミランドがライ・ウィスキーを飲んでいる。
- ハワード・ホークスによる1946年の映画『三つ数えろ』の中では、張り込み中のフィリップ・マーロウ(ハンフリー・ボガート)が本屋の店員(ドロシー・マローン)とライ・ウィスキーで乾杯するシーンがある。
- 映画『アニマル・ハウス』で登場人物の一人ブーンが "double Rock and Rye" をオーダーするシーンがある。
- ウディ・ガスリーの曲の中に"Rye Whiskey"という題名のものがある。
- ドン・マクリーンの歌 "American Pie" の中に "And good ol' boys were drinking whiskey and rye" という節がある。
- ローレンス・ブロックの『泥棒はライ麦畑で追いかける』の中にはライ・ウィスキーしか飲まない人物が登場する。
- デヴィッド・フィンチャー監督の映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の中でライ・ウィスキーのサゼラックを飲むシーンがある。
- HBOのテレビシリーズ『ウエスト・ワールド』の中で、ガンマンのテディ(ジェームズ・マースデン)はバーのカウンターでたびたびライ・ウィスキーを注文する。
