ラストチャンス

From Wikipedia, the free encyclopedia

B面 「ラストチャンス (Acoustic Version)」
リリース
「ラストチャンス」
Something ELseシングル
初出アルバム『『502』』
B面 「ラストチャンス (Acoustic Version)」
リリース
規格 CDシングル
ジャンル J-POP
時間
レーベル 東芝EMI
作詞・作曲 Something ELse
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1999年1月度月間1位(オリコン)
  • 1999年度年間12位(オリコン)
Something ELse シングル 年表
レコード
1998年
ラストチャンス
(1999年)
さよならじゃない
(1999年)
テンプレートを表示

ラストチャンス」はSomething ELseの6枚目のシングル1998年12月23日発売。発売元は東芝EMI

Something ELseは1998年秋までに5枚のシングル、1枚のアルバムを発表するが、どれもがヒットに恵まれず、レコード会社、所属事務所と契約切れ寸前の“崖っぷちバンド”であった。

そんな折、日本テレビの当時の人気番組「雷波少年」の企画に抜擢される。3か月間、3人で1つの部屋にこもって曲を作り、その曲を次のシングルとしてリリースを約束する代わりに、そのシングルがオリコン初登場20位以内に入らなければバンドを解散・音楽以外の職種に転職しなければならないというものであった[1]。メンバーはスタッフの方針に不信感を募らせるが、「自分達の音楽がいかなるものなのか、答えを知りたい」と企画参戦を決意。

初めてメンバー3人で共同作業を行って完成させた曲で、アパートの一室に連れて行かれた3人は最初は頭がおかしな状態になっていたという。次第に共同生活に慣れていくうちに「これまで自分たちが友達ではなかった」ということがよくわかったという。「こういう状況だからこそ、ハングリー精神というか、自分達の叫びを伝えたいと思って選んだ。あの状況でなぜこんな曲ができるのか、と驚かれた」と後に明かしている。

約3か月半(118日間)に及ぶ共同生活の末に完成した「Give me a chance」(仮タイトル)を6枚目のシングル「ラストチャンス」として1998年12月23日に発表。発売日の早朝には、バンドの誕生の地である柏駅構内でストリートライブを行った。当時「雷波少年」が放送されておらず、Something ELseがあまり認知されていなかった青森県富山県高知県などではストリートライブを行い[注 1]、バンドの存続を訴えた。事前に会場は用意されておらず、漁港居酒屋の店頭、さらに学校や住宅街に至るまで、メンバー自らが場所の選定を行っている。基本的には合宿生活中によりメンバー自らがこれ以上のプロモーションはできない為、レコード会社スタッフが各地を移動し、CDの手売りを行った。

1999年1月6日付のオリコン週間シングルランキングではこの作品が初登場2位になり解散を免れる。翌週には1位を獲得。20週に渡って100位以内にランクインするロングヒットを記録した。オリコン上ではわずかに100万枚に達していないが、出荷枚数は130万枚でミリオン認定されている[2]

ミュージックビデオ(MV)では、先述した、この曲を制作するにあたって合宿に使用した部屋でメインに撮影。合宿生活に使用した家具や機材を積み上げてその上で演奏するシーンがメインとなっている。加えて千葉マリンスタジアムも撮影の舞台に使用された。MVのディレクションは当時「電波少年」のディレクターだった塩谷祥隆がおこなった。当番組のプロデューサーだった土屋敏男は「サムシングエルスの『ラストチャンス』も彼の作品で黙って巨大クレーンを発注して大赤字出しやがって、でもその上がりの素晴らしさを見たら認めざるを得なかった」と語っている[3]

なお本作は1998年12月23日発売だが、3曲の候補曲から「ラストチャンス」が正式に決まったのが12月3日、ジャケット撮影が12月4日、千葉マリンスタジアムで行われたMVの撮影が12月5日と、いずれもリリース直前の時期に行われた。

Something ELseは同曲で第41回日本レコード大賞の優秀作品賞を受賞、第50回NHK紅白歌合戦にも出場した。

売上枚数は99.8万枚。

収録曲

  1. ラストチャンス
    (作詞・作曲:Something ELse/編曲:森俊之、Something ELse)
  2. ラストチャンス(Acoustic Version)
    (作詞・作曲:Something ELse/編曲:白井良明、Something ELse)
    ライブレコーディングによる、「ラストチャンス」の別ヴァージョン。ドラムのような音はガムテープでゴミ箱をたたいたもの。
  3. ラストチャンス (Instrumental)

書籍

その後の「ラストチャンス」

脚注

Related Articles

Wikiwand AI