ラヴィ・ヴァルマン
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| ラヴィ・ヴァルマン Ravi Varman | |||||||||||
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ラヴィ・ヴァルマン(2011年) | |||||||||||
| 本名 | S・ラヴィ・ヴァルマン(S. Ravi Varman) | ||||||||||
| 生年月日 | 1972年9月 | ||||||||||
| 出生地 |
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| 職業 | 撮影監督 | ||||||||||
| ジャンル | タミル語映画、マラヤーラム語映画、ヒンディー語映画 | ||||||||||
| 活動期間 | 1999年-現在 | ||||||||||
| 主な作品 | |||||||||||
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『多重人格 アンニヤン』 『バルフィ! 人生に唄えば』 『PS1 黄金の河』 『PS2 大いなる船出』 | |||||||||||
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ラヴィ・ヴァルマン(Ravi Varman、1972年9月 - )は、インドのタミル語映画、マラヤーラム語映画、ヒンディー語映画で活動する撮影監督。映画芸術科学アカデミーの会員であり[1]、『PS1 黄金の河』で国家映画賞 撮影賞を受賞した。
タンジャーヴール県パットゥコーッタイ近郊のポユンダルクディカドゥ村で5人兄弟の末子として生まれ[2][3]、チョーラ朝の王(アルンモリ・ヴァルマン、クローットゥンガ・ヴァルマン)にちなんで「ラヴィ・ヴァルマン」と名付けられた[4]。幼少期に両親と死別し、生活苦から数度の自殺未遂を図った後、14歳でマドラスに移住したが[3]、仕事にありつけずに寺院の無料配給を受けながら暮らし、さらには窃盗で逮捕され3週間近く拘留されたこともあったという[3]。路上生活が続く中、路上で気を失っていたところを助けられ、その人物からホテル従業員の仕事を紹介され働き始めたものの、転勤先のバンガロールで「左翼的な傾向」を理由に解雇され[3]、その後は映画製作会社に転職して事務員として働いた[3][2]。ラヴィ・ヴァルマンはマドラスについて「自分を試し、育て、形作った場所」と表現し、自身のキャリア形成に大きな影響を与えた土地と語っている[5]。また、幼少期に自宅の近所に住んでいたカメラマンとの交流や、レンブラント・ファン・レインやパブロ・ピカソの作品を研究する過程で写真撮影や映画製作の仕事に興味を抱くようになったと語っている[2][4]。マドラスに移住した当初は俳優になることを夢見ていたが、挫折したため撮影技師を目指すようになり、ラヴィ・K・チャンドランに師事して撮影技術を学んだ[3][2]。
キャリア
1999年にマラヤーラム語映画『Jalamarmaram』で撮影監督デビューし、2001年には『Shantham』を手掛けて注目を集め、第23回EMIサード・コンティネント賞の撮影賞を受賞した[3]。2002年に『Five Star』でタミル語映画界に進出し、これ以降『多重人格 アンニヤン』『Vettaiyaadu Vilaiyaadu』『Dasavathaaram』『Villu』などの製作に参加した[6]。2003年に『Yeh Dil』でヒンディー語映画界に進出し[3]、2004年には『Jai』でテルグ語映画界に進出した。同時期には『Armaan』『Bee Busthar』『Ramji Londonwaley』『Phir Milenge』の製作にも参加している。2019年にマニラトナムとの間で次回作の契約を結び[7]、2022年に手掛けた『PS1 黄金の河』で国家映画賞 撮影賞を受賞した[8]。2024年には『フィルム・コンパニオン』の「FC-Ormax Power List of Technicians」に掲載され[9]、オリッサ州の観光宣伝ビデオ『Bande Utkala Janani Anthem』の製作を手掛けた[10]。このビデオにはプリータムの楽曲がフィーチャリングされたほか、オリッサ州出身の詩人ラクシュミカンタ・モーハパトラの愛国歌『Bande Utkala Janani』の一節が取り入れられている[10]。『PS1 黄金の河』の撮影を終えた後はレーヴァティの『Salaam Venky』の製作に参加し、2024年にはシャンカルの『Indian 2』を手掛けたほか[11][9][12]、映画芸術科学アカデミーに入会した[13]。2025年にはヴィグネーシュ・シヴァンの『Love Insurance Kompany』に参加している[14]。
フィルモグラフィー
撮影監督
| 年 | 作品 | 言語 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1999 | Jalamarmaram | マラヤーラム語 | [3] |
| 2000 | Sathyam Sivam Sundaram | ||
| Shantham | [3] | ||
| 2001 | Valliettan | ||
| Vakkalathu Narayanankutty | |||
| Five Star | タミル語 | ||
| 2003 | Yeh Dil | ヒンディー語 | [3] |
| Jai | テルグ語 | ||
| Armaan | ヒンディー語 | ||
| Kilichundan Mampazham | マラヤーラム語 | ||
| Bee Busthar | |||
| 2004 | Five by Four | 英語 | |
| Phir Milenge | ヒンディー語 | ||
| Autograph | タミル語 | ||
| 2005 | 多重人格 アンニヤン | フィルムフェア賞 南インド映画部門撮影賞受賞 | |
| Ramji Londonwaley | ヒンディー語 | ||
| 2006 | Vettaiyaadu Vilaiyaadu | タミル語 | タミル・ナードゥ州映画賞 撮影賞受賞 |
| 2008 | Dasavathaaram | ||
| 2009 | Villu | ||
| 2010 | Moscowin Kavery | 監督デビュー作 | |
| Kandahar | マラヤーラム語 | ||
| 2011 | Badrinath | テルグ語 | |
| 2012 | バルフィ! 人生に唄えば | ヒンディー語 | 国際インド映画アカデミー賞 撮影賞受賞 ジー・シネ・アワード 撮影賞受賞 |
| 2013 | ラームとリーラー | ジー・シネ・アワード撮影賞受賞 | |
| 2015 | Tamasha | ||
| 2017 | 吹き渡る風に | タミル語 | ヴィジャイ・アワード 撮影賞受賞 |
| 探偵ジャッガ | ヒンディー語 | ||
| Heartbeats | 英語 | ||
| 2018 | SANJU サンジュ | ヒンディー語 | |
| 2019 | ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画 | ||
| Kolaambi | マラヤーラム語 | ||
| 2022 | PS1 黄金の河 | タミル語 | フィルムフェア賞南インド映画部門撮影賞受賞 国家映画賞 撮影賞受賞[8] |
| Salaam Venky | ヒンディー語 | ||
| 2023 | PS2 大いなる船出 | タミル語 | フィルムフェア賞南インド映画部門撮影賞受賞 |
| Japan | [15] | ||
| 2024 | Indian 2 | [11] | |
| 2025 | Love Insurance Kompany | [14] | |
撮影スタッフ
| 年 | 作品 | 言語 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1999 | Vaalee | タミル語 | |
| 2001 | Minnale | 挿入歌2曲を撮影 | |
| 2003 | Boys | ||
| 2011 | Bodyguard | ヒンディー語 | |
| 7aum Arivu | タミル語 | 挿入歌「O Ringa Ringa」の撮影 | |
| 2014 | Ugramm | カンナダ語 | |
| 2024 | Crew | ヒンディー語 | 挿入歌1曲を撮影 |