リッキー&960ポンド

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出身地 日本の旗 日本
活動期間 1968-1977
事務所 小沢音楽事務所
リッキー&960ポンド
出身地 日本の旗 日本
活動期間 1968-1977
事務所 小沢音楽事務所

リッキー&960ポンドは、ドラマーのリッキー中山を中心に結成された日本の音楽グループ。

1968年にR&Bグループとして結成され、「ユートピア・ロックの新星」のキャッチフレーズでデビュー[1]

1976年に西丘有里改め前野曜子を二代目ボーカルに、日本語のソウルフルなポップス/歌謡曲で人気を博した。

代表作にアルバム『抱きしめて(Abrazame)』(1977年)があり、ヒット曲「抱きしめて」「告白・アイ・ラヴ・ユー」や、映画『獄門島』のテーマ曲など、その洗練されたサウンドと前野曜子の歌唱力は高く評価された。

略歴

  • 1968年、ドラマーのリッキー中山を中心に、ボーカルは亀渕友香で、上野義美プロデュースの元、「リッキー&960ポンド」結成
  • 宝塚歌劇団の西丘有里(後の前野曜子)は、劇団の東京公演の時はシャンソン喫茶「銀巴里」によく行っており、そこで亀渕友香と知り合う[2][3]。「妹みたいに思って、会えばお説教ばかりしているんです」という仲になる[2][3]。1967年4月、宝塚を退団した西丘は、ディスコ赤坂ムゲン」で亀渕と再会、「リッキー&960ポンド」に入らないかと誘われ、リーダーのリッキー中山も西丘のことを「音楽的なリズム感はバツグンだし、こりゃ拾い物と思った」としメンバーになる[2][3]
  • 1969年8月、CBSソニーから、シングル「ワッハッハ」でデビュー。
  • 1969年10月、新宿音楽祭で敢闘賞を受賞。
  • 1969年11月、アルバム「960ポンドショック 960ポンド和製ヒット・ポップスを斬る」発表。
  • 1970年2月、シングル「何とかなるさ」発表、ボーカル2人体制だった中、西丘は音楽的な違いからグループを抜けたかったが言い出せず、仕事に遅れたり、休んだりするようになり、結果脱退[2][3][注釈 1]。以降ボーカルは亀渕のみとなる。
  • 1970年7月、シングル「我と遊べや」発表。
  • 1971年6月、シングル「新宿三文オペラ」発表。
  • 1972年1月、シングル「タクシーは止まらない」発表。
  • 1972年、ボーカルの亀渕友香も脱退。
  • 1972年8月、Epicへ移籍、新しいボーカル2人を入れて、シングル「恋のマリアンヌ」発表。この頃、「NEWリッキー&960ポンド」の名前で活動。
  • 1973年、新しいボーカルを探していたところ、同じ事務所で活動していたグループ・スピッツよりボーカルを引き抜くことになり、スピッツは解散。同年7月からスピッツからの2人に加えもう1人のボーカル3人を入れて活動開始。
  • 1974年5月、ポリドールレコードへ移籍して、「リッキーとレモンドロップス」名義[4]で、シングル「夢見る魔女」発表。
  • 1976年11月、アトランティックレコードへ移籍して、ボーカルは前野曜子に戻り、シングル「帰らないで」発表。名義は「歌:前野曜子・演奏:リッキー&960ポンド」。
  • 1977年7月、東芝EMIへ移籍して、シングル「告白・アイ・ラブ・ユー 」発表。
  • 1977年10月、高見山大五郎のシングル「スーパー・ジェシー」をリッキー中山がプロデュース、演奏はリッキー&960ポンドが担当。
  • 1977年12月、2枚目のアルバム「ABRAZAME(抱きしめて)」発表。前野曜子も「エアーポート」で作詞を担当。
  • 1977年12月、高見山大五郎のアルバム「スーパー・ジェシー」もシングル同様、リッキー中山がプロデュース、演奏はリッキー&960ポンドが担当し、続くライブアルバム「ジェシー・オン・ステージ」にも演奏で参加。
  • 以降、活動停止。

メンバー

1968年活動開始時点から1977年まで同じメンバーはリーダーのリッキー中山のみで、他のメンバーは変動している。

名前 生年月日 出身 担当
リッキー中山(中山豊昭) 1936年6月24日 満洲国出生・東京都江東区出身 リーダー、ドラム
亀渕友香 1945年11月3日 北海道札幌市 ボーカル
西丘有里(前野曜子 1948年1月25日 東京都 ボーカル
冬梅邦光 1933年1月29日 広島県厳島町 テナーサックス
英国譲治(英国ジョージ) 1949年2月9日 神奈川県横浜市 ベースギター
栗原三太 1944年7月15日 東京都品川区 エレクトーン
山木貴司 1940年7月28日 京都府 トランペット
米沢和彦 1947年11月29日 神奈川県鎌倉市 トランペット
山本剛 1948年3月23日 東京都渋谷区 オルガン
石川久 不明 不明 ソプラノサックスフォン、テナーサックスフォン、フルート
島良三 不明 不明 エレキピアノ、ソリーナ、オルガン、クラビネッタ、シンセサイザー、ボーカル
中村友弾 不明 不明 ギター
高橋一彦[注釈 2] 不明 不明 ベース、ボーカル
鈴木熊五郎 不明 不明 コンゴ、司会、ボーカル

ディスコグラフィ

シングル

発売日 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
CBS・ソニー
1969年8月1日 A ワッハッハ なかにし礼 鈴木邦彦 SONA 86054
B 愛しているのに
1970年2月1日 A 何とかなるさ = Will Make It , Maybe なかにし礼 鈴木邦彦 SONA 86090
B ピタゴラスの定理 = Pythagorean Theorem
1970年7月1日 A 我と遊べや = Come, Play With Me 阿久悠 宮沢信直 クニ河内 SONA 86128
B 想い出に鍵をかけて = Lock Up The Memories 中村小太郎 田辺信一
1971年6月1日 A 新宿三文オペラ = Shinjuku Beggars' Opera むつひろし 大日方俊子 北野ひろし SONA 86185
B 神様だけが知っている = Only God Knows 阿久悠 都倉俊一 市原宏祐
1972年1月21日 A タクシーは止まらない = Taxis Don't Stop いなださより Sunny Conwell 馬飼野康二 EPDG 81007
B あのこの恋の物語 = Love Story Of The Girl 有馬三恵子 都倉俊一
Epic[注釈 3]
1972年8月21日 A 恋のマリアンヌ = Marianne (All Day, All Night)[注釈 4] 千家和也 田辺信一 ECLA-5
B 悲しみは横を向け = Go Away, Sadness 武田全弘 小林亜星 小杉仁三
1973年1月21日 A 何も恐くない = Nothin' To Fear 千家和也 鈴木邦彦 ECLA-8
B いい娘だね = What A Girl
ポリドールレコード[注釈 5]
1974年5月 A 夢見る魔女 島田大介 鈴木邦彦 DR-1854
B 恋のタイミング 山田孝雄
ワーナーパイオニア / アトランティック
1976年11月21日 A 帰らないで[注釈 6] 麻生香太郎 ミッシェル・ポルナレフ 東海林修 ETP-10267
B リップ・ステックのテーマ[注釈 6]
東芝EMI / EXPRESS
1977年7月20日 A 告白・アイ・ラブ・ユー = No Creo Mas En Ti 万里村ゆき子 M. Veracruz 田辺信一 ETP-10267
B 夢物語 田辺信一
1977年10月5日 A スーパー・ジェシー[注釈 7] 杉山政美 木森敏之 ETP-10332
B 夢見るジェシー[注釈 7]
1977年12月5日 A 抱きしめて なかにし礼 フリオ・イグレシアス 山屋清 ETP-10346
B バイ・バイ・シティ 杉山政美 木森敏之

企画品

アルバム

オリジナルアルバム

発売日 タイトル レーベル 規格 規格品番
1969年11月21日 960ポンドショック 960ポンド和製ヒット・ポップスを斬る

A面

  1. 今日からあなたと
  2. 恋の季節
  3. いいじゃないの幸せならば
    • 作詞:岩谷時子、作曲:いずみたく、編曲:田辺信一
  4. 雲にのりたい
    • 作詞:大石良蔵、補作詞:なかにし礼、作曲・編曲:鈴木邦彦
  5. ワッハッハ
  6. 恋の手ほどき
    • 作詞:中村小太郎、作曲・編曲:田辺信一

B面

  1. 時には母のない子のように
  2. 雨に濡れた慕情
  3. ゴンドラまかせ
  4. 恋の奴隷
    • 作詞:なかにし礼、作曲・編曲:鈴木邦彦
  5. 愛しているのに
  6. 想い出に鍵をかけて

ボーナストラック

  1. 何とかなるさ
  2. ピタゴラスの定理
  3. 我と遊べや
  4. 新宿三文オペラ
  5. 神様だけが知っている
  6. タクシーは止まらない
  7. あのこの恋の物語
  8. 恋のマリアンヌ
  9. 悲しみは横を向け
  10. 何も恐くない
  11. いい娘だね
CBS・ソニー LP SOND-66018
2014年3月5日 Sony Music Direct CD DYCL426
1977年12月1日 ABRAZAME (抱きしめて) 東芝EMI / EXPRESS LP ETP-72287
1977年12月20日 スーパー・ジェシー
  • 高見山大五郎のアルバム
  • リッキー中山プロデュース、演奏:リッキー&960ポンド、コーラス:スモーマンズ
  • 全曲、作詞:杉山政美、作曲・編曲:木森敏之
  • エキスプレスレーベル発売10周年記念

A面

  1. スーパー・ジェシー
  2. じゅんぎょう列車
  3. ヤブヘビ・ロック
  4. フォー・ユー~愛のテーマ
  5. マイ・おくさん
  6. スモーマン・ブルース

B面

  1. 夢見るジェシー
  2. ヘイ・ミスター・リッキー
  3. わんぱくまん・ブギ
  4. 恋のフライング・ドクター
  5. トロピカル・フィッシュ・ラブソング
東芝EMI / EXPRESS LP ETP-72290
1977年 ジェシー・オン・ステージ
  • 高見山大五郎のライブアルバム
  • 演奏:リッキー&960ポンド

A面

  1. I'm Jesse,Sumou Man
  2. Super Jesse Part 2
  3. Sunny
  4. Mister Bass Man
  5. V・A・C・A・T・I・O・N

B面

  1. Johnny B Goode
  2. Diana
  3. Hey! Paula
  4. Medley
  5. 恋の売り込み
  6. Super Jesse Part 1
ワーナーパイオニア LP L-10088

オムニバス・アルバム

  • 獄門島 オリジナル・サウンドトラック(2011年) - 2011年版CDに、東宝映画「獄門島」より「愛のテーマ」収録。
  • ソフトロック・ドライヴィン*美しい誤解(2006年11月29日) - 「ピタゴラスの定理」収録。
  • 夜の番外地 愚連隊仁義(2015年4月22日)- 「新宿三文オペラ」収録。

出演

外部リンク

脚注

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