リュウグウヒメエビ

From Wikipedia, the free encyclopedia

リュウグウヒメエビ
分類
: 動物Animalia
: 節足動物Arthropoda
亜門 : 甲殻亜門 Crustacea
: 軟甲綱(エビ綱) Malacostraca
: 十脚目(エビ目) Decapoda
: ヌマエビ科 Atyidae
亜科 : ヒメヌマエビ亜科 Atyinae
: ヒメヌマエビ属 Caridina
: リュウグウヒメエビ(広義)
C. laoagensis / C. tupaia
学名
Caridina laoagensis
Blanco, 1939
Caridina tupaia
De Mazancourt, Marquet & Keith, 2019
和名
リュウグウヒメエビ
ウンモンヒメエビ

リュウグウヒメエビCaridina laoagensis sensu lato または C. tupaia)は、ヌマエビ科に分類される淡水性のエビの一種。日本では神奈川県から南西諸島にかけて記録がある。近年の研究により琉球列島などには本種に類似した種が存在し混同されていたことが指摘されており、その説に従うと南西諸島から本州で見つかる既知種はウンモンヒメエビC. laoagensis)となり、南西諸島で発見された種が狭義のリュウグウヒメエビC. tupaia)となる[1]

日本国内では、神奈川県[2][3]静岡県[3]徳之島久米島与那国島沖縄島渡嘉敷島石垣島西表島に分布する[4]。このうち本州でみられる個体群は、琉球列島のC. laoagensisが黒潮によって無効分散したものと考えられている[1]。2024年時点でC. tupaiaの本州からの記録はない[1]

日本国外では、C. laoagensisスラウェシ島フィリピンなどで見つかっており[1]C. tupaiaはタヒチ島を模式産地とし、オセアニアのソロモン諸島、サモア諸島、クック諸島などに分布する[1]

形態

頭胸甲長10 mm[4]体長37 mm程度[2][4]。額角の長さは第1触角柄部第1節を超え第2節の中間に達し、側面からみると先端に向けてわずかに下方を向く。その上縁に9~22本の歯があるが頭胸甲上には歯がない。下縁には1~6本の歯がある[2]。頭胸甲は眼上棘(複眼の上の棘)がなく、前側角(眼と触角の下、口の横に突き出た部分)も棘にならず丸みを帯びる[2][4]。尾節先端には、内側に4本の羽状剛毛と外側に2本の棘をもち、外側から2つ目の棘は明らかに短い[2]。第1胸脚腕節の長さは、ハサミより短く、その長さは前縁幅の約1.3倍で、前縁は凹む。胸脚腕節はハサミや長節よりわずかに長い。第5胸脚指節は長く、前節は指節の約4倍[2][4]。頭胸甲や[2]腹節下部に黒色の斑点が並び[2][4]、体色は透明[4]

分類

生態

脚注

Related Articles

Wikiwand AI