ルール63
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内容
歴史
このルールが提唱される前の著名な性転換のネット文化の例として、「ブリス化」がある。これは1990年代にカプコンが開発した対戦型格闘ゲームのヴァンパイアに登場する、デミトリ・マキシモフが使用する必殺技ミッドナイトブリスに由来する。この技は相手が男性の場合、キャラクターを女性に変身させてからダメージを与えるという演出がなされており、クロスオーバー作品(例:頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM)を含めたほぼすべての男性キャラクターに女性化させた個別のイラストが用意されている。この演出は人気を博し、登場キャラクターの性別を入れ替えたファンアートを多く産み出しただけでなく、性転換というジャンルを促進したとされる[4]。
2006年ごろから、4chanを中心に「インターネットの規則(Rules of the Internet)」が形成された。この頃の規則は50程度で、例えば2007年2月15日に4chへ投稿された規則ではルール50までが確認できる[5]。その後も規則が追加されていく中で、ルール63は2007年中頃に誕生したとされる。オンライン辞書サイトのUrban Dictionaryには2007年8月8日にユーザーのInternetHateMachineが投稿した紹介記事が存在する[6]。その一方で、同じくUrban Disctionaryに2008年1月18日にユーザーの13375p33kが投稿した規則の記事には100までの規則が羅列されているが、ルール63には別の内容が記述されている[7]。その後インターネットの規則は下火となり風化していったが、ルール63は単独で現在でも使用され続けている。
元々は一部の人間でしか使われないスラングであったが、のちに大衆文化に浸透し「ハリウッドに認められた」と批評されている[8]。また女性コスプレイヤーの中には、男性キャラクターが多いスーパーヒーローを演じることで通常の女性キャラクターにない衣装・装備が身に付けられるとして一定の人気がある[9]。
著名な例

- 公式
- ナンバー・シックス - SFテレビドラマのGALACTICA/ギャラクティカに登場する人間型の機械型生命体サイロンのうち、「セクシーな人間の女性(演:トリシア・エルファー)」に変身している個体。男性的・中性的なキャラクターをあえてセクシーな女性に置き換えることで、性行為(セックス)の比喩(メタファー)をしている[10]。
- ゴーストバスターズ - 実写映画作品。オリジナルの男性メンバーと類似点を持つ女性4人組が登場。ファンの間で用いられていた設定を公式が採用したものだといわれている[8]。
- リンクル - テレビゲームのゼルダの伝説シリーズに登場する男性キャラクターのリンクに似た女性キャラクター。元々は2014年にWii Uで発売されたゼルダ無双にリンクの女性版として登場する予定だったが、途中で廃案になった。後に発売されたニンテンドー3DS版ゼルダ無双(2016年発売)のオリジナルキャラクターとして公式に登場したが[11]、一部のファンは2017年発売のゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドのリンクをリンクルへ変更するMod(非公式の改造)を公開し話題を集めた[12]。これは2014年に公開されたブレス オブ ザ ワイルドの予告映像で登場したキャラクターが、リンクだと明言されていなかったこと[13]に起因する。余談だがブレス オブ ザ ワイルド本編ではリンクが女装するシーンがある。
- 非公式
