ロビン・ティチアーティ

From Wikipedia, the free encyclopedia

ロビン・ティチアーティ英語: Robin Ticciati1983年4月16日 - )は、イギリス指揮者

原語名 英語: Robin Ticciati
生誕 (1983-04-16) 1983年4月16日(43歳)
概要 ロビン・ティチアーティ, 基本情報 ...
ロビン・ティチアーティ
基本情報
原語名 英語: Robin Ticciati
生誕 (1983-04-16) 1983年4月16日(43歳)
出身地 イギリスの旗 イギリス
ロンドン
学歴 ケンブリッジ大学クレア・カレッジ
ジャンル クラシック音楽
職業 指揮者
閉じる

生い立ち、音楽教育

ロンドンに生まれる。イタリアローマ出身の作曲家兼編曲家の祖父を持つ[1]。ピアノ、ヴァイオリン、打楽器を学び、ナショナル・ユース・オーケストラで活動し、コリン・デイヴィスサイモン・ラトルの指導の下、指揮に転向した[2]ケンブリッジ大学クレア・カレッジへ進み音楽を学ぶ[3]。2004年には、大学で出会ったニコラス・コロンオーロラ管弦楽団を設立する[4]

指揮者としてのキャリア

2005年、22歳のティチアーティは、リッカルド・ムーティの代役としてミラノ・スカラ座の指揮台に立った[3]。2006年にはザルツブルク音楽祭にデビュー[1]。2006年から2009年までイェヴレ交響楽団の首席指揮者[3]、2009年から2018年までスコットランド室内管弦楽団の首席指揮者を務め[5]、スコットランド室内管では、古楽器の理念を現代の室内管弦楽団に持ち込んだ[6]。2014年には、グラインドボーン音楽祭の音楽監督に就任[2]、「ばらの騎士」、「ペレアスとメリザンド」、「ファウストの劫罰」など多岐にわたる作品の新演出を指揮している[2]。また、2017年から2025年まで、ベルリン・ドイツ交響楽団の首席指揮者を務め[1]、様々なプロジェクトのもとにルネサンスから現代まで幅広いレパートリーをこなし、2023/24シーズンには全ての定期演奏会に女性作曲家の作品を組み込み注目を集めた[7]

日本での活動

2019年にはベルリン・ドイツ交響楽団の首席指揮者として初めて日本を訪れ、マーラーラフマニノフR.シュトラウスを披露した。このツアーでは、三浦文彰辻井伸行反田恭平といった日本のスター奏者たちと共演した[8]。2024年にはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団を率いて再来日した。このツアーは、ピアニストの辻井伸行をソリストに迎え、ベートーヴェンの交響曲や協奏曲をプログラムの核としていた[9]

録音

録音では、特定の作曲家を深く掘り下げるシリーズ形式をとることが多い。スコットランド室内管弦楽団とのシューマンおよびブラームスの交響曲全集は、大編成のオーケストラによる伝統的な解釈とは異なる、清新で躍動感あふれる音楽となっている[10]。また、バンベルク交響楽団とのドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」では、有名なこの曲に新鮮味を与えたと評された[11]。2024年末に発表された「グラモフォン・クラシカル・ミュージック・アワード 2025」において、ティチアーティ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団ヴィルデ・フラング独奏によるエルガーヴァイオリン協奏曲(Warner Classics)が「協奏曲部門」の最優秀録音に選出された[12]

受章歴

脚注

Related Articles

Wikiwand AI