ロベリン

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ロベリン(Lobeline)とはニコチン様構造を有するアルカロイドの一つであり、呼吸興奮薬として用いられる。末梢の化学受容器に作用して呼吸興奮作用を示す。ロベリア属の植物(ロベリアソウ(Lobelia inflata英語版 )、デビルズ・タバコ(Lobelia tupa英語版 )、カーディナル・フラワー(Lobelia cardinalis英語版 )、オオロベリアソウ(Lobelia siphilitica英語版 ))やホシアザミHippobroma longiflora英語版 )から発見された。ミゾカクシLobelia chinensis )にも含まれている。白い粉末状の物質で、水によく溶ける。

ATCvetコード
  • QV04CV01 (WHO)
概要 臨床データ, AHFS/ Drugs.com ...
ロベリン
臨床データ
AHFS/
Drugs.com
国別販売名(英語)
International Drug Names
ATCvetコード
  • QV04CV01 (WHO)
識別子
CAS登録番号
PubChem
CID
ChemSpider
UNII
KEGG
ChEMBL
CompTox
Dashboard

(EPA)
ECHA InfoCard 100.001.830 ウィキデータを編集
化学的および物理的データ
化学式 C22H27NO2
分子量 337.455 g·mol−1
3D model
(JSmol)
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依存症治療

ロベリンは錠剤の形で禁煙補助剤として使われる[1][2][3]。また、覚醒剤[4][5]コカイン[6]等の薬物依存症やアルコール依存症[7]の治療薬として使われる場合もある。

作用機序

ロベリンの作用部位は複数ある。単剤で用いるとVMAT2英語版に結合[8][9][10]してドーパミンを弱く放出させるが、メタンフェタミンが作用している場合にはそのドーパミン分泌作用を減少させる[11][12]。ドーパミンとセロトニン再取り込みを阻害し[13]、その結果細胞外ドメインのサブユニットに繋がるニコチン受容体[14]に対して刺激・拮抗両効果を示す[15][16]μ-オピオイド受容体拮抗作用も持つ[17]

関連項目

出典

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