ヴァラー級フリゲート

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ヴァラー級フリゲート
基本情報
艦種 フリゲート
建造所 ドイツの旗ブローム・ウント・フォス
ドイツの旗ホヴァルツヴェルケ=ドイツ造船
運用者  南アフリカ海軍
建造期間 2001年 - 2006年
就役期間 2006年 - 現在
建造数 4隻
前級 プレジデント級(旧英12M型)
次級 最新
要目
満載排水量 3,590トン[1]
全長 121.0 m[1]
最大幅 16.34 m
吃水 6.2 m[1]
機関 CODAG-WARP方式
主機
推進
速力 最大28ノット[1]
航続距離 7,000海里(15kt巡航時)
乗員 115名
兵装
搭載機 リンクス300哨戒ヘリコプター×1機[1]
C4ISTAR TAVITAC-NT戦術情報処理装置
レーダー
  • MRR-3D NG 3次元式×1基
  • スカウト 対水上捜索用×1基
  • RTS-6400 射撃指揮用×2基
ソナー キングクリップ 船底装備式×1基
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ヴァラー級フリゲート英語: Valour class frigate)は、南アフリカ共和国海軍のフリゲートの艦級[2][3]

艤装前の「スピオエンコプ」

本級は、ドイツブローム・ウント・フォス社によるMEKO A-200型フリゲートの設計を採用しており、MEKO A-200 SAN型と称される。

船型は長船首楼型で、レーダー反射断面積(RCS)の低減に配慮したXフレームと称される設計が採用されている。また煙突を廃し、排気は冷却のうえで艦尾より行われていることから、赤外線シグネチュアも低減されているほか、バルバス・バウの付与により水中放射雑音の低減も図られており、全スペクトラムでのステルス性の向上が志向されている[2][4]。ただし2010年8月には、ネームシップにおいて、センサーの誤作動によって排気系より海水の侵入を許し、機関部の損傷事故が生じた[3]

主機方式は特徴的で、CODAG-WARP(WAter jet and Refined Propellers)と称される方式を採用している[3]。これは、巡航時には左右のディーゼルエンジンによってスクリュープロペラを駆動し、高速発揮時には、これに加えて中央のガスタービンエンジンによるウォータージェット推進を使用するという方式である。スクリュープロペラは可変ピッチ・プロペラであるが、負荷に応じて、エンジンの回転数と翼角の双方を自動制御しており、特にリファインド・プロペラと称される[4]

電源としては、MTUフリードリヒスハーフェンディーゼルエンジンを原動機とする発電機(出力550キロワット)が4セット搭載された[3]

装備

主な電装品はタレス・グループ製が採用され、戦術情報処理装置TAVITAC-NTとされている。主センサーとしてはCバンド3次元レーダーであるMRR-3D NGが搭載されており、アンテナは前檣に配されている。またソナーも同社製のキングクリップであり、こちらは艦首直後のハル・ドームに収容されて搭載された[3]

個艦防空ミサイルとしては、同国のデネル・エアロスペース・システムズ社製ウムコントを搭載した。発射機としては、艦橋直前に8セルのVLSを4基配置している[1]。また火器管制レーダーとしては、やはり同国のローテック社製のRTS-6400を艦橋構造物上と後部上部構造物上に1基ずつ配している。艦対艦ミサイルは、エグゾセMM40 ブロックIIを4連装発射筒2基に収容して、艦橋構造物直後の中部甲板に搭載した[2][3]

艦砲としては、オート・メラーラ社製76mmコンパット砲を搭載したが、これは退役艦からの流用である。また後部上部構造物の後端部にデネルDPG 35mm連装機銃も搭載された[1][2][3]

ハンガーは、アトラス オリックス英語版アエロスパシアル ピューマの南アフリカ版発展型)なら1機、より小型のアグスタウェストランド リンクスなら2機収容できる[3]。搭載定数はスーパー・リンクス1機である[1][2]

同型艦一覧

参考文献

外部リンク

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