スタンレー・ラビノヴィッツ(Stanley Rabinowitz)の6円が内部にある場合の証明を紹介する。
以下の補題を使用する。
・弦のチェバの定理:ある円の弦A1A4,A2A5,A3A6が一点Pで交わることと、A1A2・A3A4・A5A6 = A2A3・A4A5・A6A1が成り立つことは同値。
円周角の定理と三角形の相似から

が成り立つので、辺々掛けて示される。
・中心をC1,C2、半径をr1,r2とする円O1,O2がMで外接し、また中心C、半径Rの円OとそれぞれA1A2で接するとき

が成立する。
A1M,A2Mと円Oの二つ目の交点をD,Eとする。△C1A1M,△CA1Dは一つの角を共有し、また二等辺三角形なので、相似でC1M//CDが従う。同様に、C2M//CEが従い、C1,C2Mの共線よりD,C,Eは共線である。ところで円周角の定理と三角形の相似から、

である。D,C,Eの共線よりDEはOの直径であり、

と変形して、示される。
6円Oi , i={1,2,...,6}とO7の接点をそれぞれAiとする。二つ目の補題より

なので、一つ目の補題より、A1A4,A2A5,A3A6は一点で交わる。
6つの円が外部にある場合は分母がR+riとなるだけで、同様に証明できる。