万物流転
ヘラクレイトスによる名言
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概説
言葉によって物事を説明しようとする時には、必ず「AはBである」などといった形で述語形式となっているが、この場合にはAとBというのは等価であったり同一であるということになる。だが、物事を詳しく考えれば考えるほど、等価であったり同一であると規定するのは難しくなっていく。細かく見たならば同一人物であっても、時の経過とともに老いていくということであるから、同一人物を後に見たならばそれが同一人物であると確定できないということにさえなる。人間だけでなく、山や川などの自然にもこれは当てはまる。
プラトンによると、ヘラクレイトスはこのことを「同じ川に二度入ることはできない[2]」という言葉で表現したと言われる(ヘラクレイトス自身が「万物は流転する」や「パンタ・レイ」といった表現を使った記録は残っていない)。