不安商法
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主な類型と手口
点検商法(住まい)
屋根修理商法・外壁/床下/排水管などの無料点検を口実に、劣化・雨漏り・耐震性を過度に強調して高額な工事契約を迫る。国民生活センターは、訪問販売によるリフォーム工事・点検商法の相談が続いているとして注意喚起している[4]。屋根点検をめぐる典型的トーク(「瓦がずれている」「今なら足場無料」等)に関する報道もある[5]。
給湯器点検商法では、「寿命」「危険」などと不安をあおり、急ぎの交換を迫る事例が報告されている[6]。
就活・資格・自己啓発セミナー
学生や若年層の「将来が不安」「内定が欲しい」といった心理に付け込み、無料カウンセリングから高額な講座・コーチング等へ誘導する。国民生活センターは「就活の不安につけ込む高額な勧誘に注意」と注意喚起している[7][8]。
霊感商法
病気・災厄・先祖供養等への不安をあおり、開運・祈祷・壺・印鑑等の購入や高額献金を迫る。消費者庁は霊感商法等への対応を公表し、相談や救済の手引きを示している[9]。
電磁波測定・「電磁波攻撃」を口実とする手口
近年、「あなたは電磁波の攻撃を受けている」などと不安をあおり、探偵業等を名乗って調査・除去名目の高額契約を結ばせる手口が問題化している。2023年には、こうした説明で被害者に信用させて金銭をだまし取ったとして、探偵会社経営者らが詐欺容疑で逮捕された例が報じられている[10]。また、自治体の消費生活センターは「電波測定等を名目とする点検商法」に関する相談の増加や実態を公表し、勧誘への注意を呼びかけている[11]。 この類型は、見えにくい危険を強調して恐怖を与え、測定器の数値や専門用語を根拠のように示して契約を急がせる点で不安商法の典型と位置づけられる。