「世界の果てまで」は読売テレビ - 日本テレビ系ドラマ『ベストフレンド』[注釈 1]主題歌として制作された。当初はシングルのみでのリリースだったが、後にベスト・アルバム『TREASURES』とオールタイム・ベスト『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』にそれぞれ収録された。「Endless Game」[注釈 2]同様、結果的に作家的な意思が強く出た、自身の作品としては異色なアプローチとなったと思うという[book 1]。この曲で山下は「冬に向かう季節、青山の絵画館通りあたりの、雨の日の情景を描きたかった」[book 2]のだという。
「二人の夏」は1994年 (1994)にシュガー・ベイブのアルバム『SONGS』[注釈 3]がオリジナル・マスターでCD化されたのにあわせて行われた『TATSURO YAMASHITA Sings SUGAR BABE』[注釈 4]のライブ音源。後にアルバム『Ray Of Hope』初回限定盤にセットのボーナスCD『Joy 1.5』に「二人の夏 ('94 Live Version)」のタイトルで収録された。シュガー・ベイブとほぼ同時期に活動していたグループ“愛奴”のデビュー曲で[注釈 5][注釈 6]、後にソロで活動する浜田省吾の作品。バンド結成後、帰郷した広島でバンドでのリハーサルを行っていた1972年 (1972)頃に書いた曲だという。浜田によれば、メンバーに聞かせたところ良い曲だと言われ「ああ、俺にもメロディー作れるんだって思い始めた」[book 3]のだという。シュガー・ベイブのライブでは演奏されなかったが『TATSURO YAMASHITA Sings SUGAR BABE』[注釈 4]では、当時から大好きだったというこの曲もソロ・デビュー以前のレパートリーとともに演奏された[注釈 7]。このカヴァー・ヴァージョンを聴いた浜田は「口に言い表せない名誉です」とし、「すごく大人っぽくなっています。演奏は俺達よりもはるかに上手いです」ともコメントしている[注釈 8]。
このシングル以降、タイトル・トラックのオリジナル・カラオケが併せて収録されるようになった。