二十六年式拳銃実包
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| 二十六年式拳銃実包 | ||||||||
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| 種類 | 拳銃弾 | |||||||
| 原開発国 |
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| 使用史 | ||||||||
| 使用期間 | 1893-1945 | |||||||
| 使用者・地域 | 日本 | |||||||
| 使用戦争 | 日露戦争 日中戦争 第二次世界大戦 | |||||||
| 製造の歴史 | ||||||||
| 設計者 | 不明 | |||||||
| 設計時期 | 1893 | |||||||
| 特徴 | ||||||||
| 薬莢形状 | Rimmed, tapered | |||||||
| 弾丸径 | 9.04 mm (0.356 in) | |||||||
| 首径 | 9.47 mm (0.373 in) | |||||||
| 底面径 | 9.83 mm (0.387 in) | |||||||
| リム径 | 11.05 mm (0.435 in) | |||||||
| リム厚 | 0.75 mm (0.030 in) | |||||||
| 薬莢長 | 21.89 mm (0.862 in) | |||||||
| 全長 | 29.99 mm (1.181 in) | |||||||
| 雷管のタイプ | small pistol | |||||||
| 弾丸性能 | ||||||||
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| 算出時の銃砲身の長さ: 120 mm (二十六年式拳銃) | ||||||||
二十六年式拳銃実包(にじゅうろくねんしきけんじゅうじっぽう)は、日本陸軍が使用した二十六年式拳銃専用の弾薬である。1894年(明治27年)3月29日、二十六年式拳銃が制式制定され、弾薬も同年3月に制定された[1]。
弾丸、蝋塞、紙塞、雷管、薬莢、装薬から構成される。本実包の全長は30.5mm、全幅11.2mm、重量は13.50gである。
薬莢は黄銅第二号を用いた起縁式である。全長22mm、後端幅11.2mm、前端幅9.5mmで内径は9mmである。後端に雷管室が設けられており、この中央に小さな突起部があった。撃針が雷管を叩いた際、この突起が雷管を支持して発火を確実にした。火は雷管室の二カ所の穴を通って装薬に点火する。防錆のため薬莢内部にはセラックワニスを塗布した[2]。装薬には小銃薬0.6gを使用した。
薬莢後端の雷管室に雷管がはめ込まれる。雷管は黄銅第二号で作られている。内部に爆粉として雷汞0.01gが収められ、これを錫の蓋板で密閉した。防錆のため、雷管内部にもセラックワニスを塗布した。後に、爆粉の発火力が強く、雷管が薬莢の尻から突出し、弾倉の回転を妨げたため、雷汞の量が0.007gに減装された[3]。
弾丸は純鉛で全長16mm、中径9mm、重量は9.8gである。
弾丸と装薬を隔てる詰め物として紙塞2枚と蝋塞1枚を用いた。紙塞は黄色の厚洋紙でできており、厚さ0.5mmである。蝋塞は厚さ2mmの黄蝋である。この紙塞で蝋塞を挟んだものを、弾丸と装薬の間に挟んだ[4]。
性能
二十六年式拳銃から発射した場合、銃口での初速150 m/s(百五十米)、銃口エネルギーは107 J(十一瓩米×9.80665ジュール=107.87315ジュール)、有効射程(実用最大距離)は100 m(最大射程は約1,000 m)である[5]。二十六年式拳銃実包の銃口エネルギーは、.32ACP弾を下回るほどのストッピングパワーである。
1922年(大正11年)7月、伊良湖射場において射撃試験が行なわれた。実包の初速、弾道、威力が測定された。結果、初速は150m/sであった。半数必中界は、射程30mで上下9.3cm、左右6.9cm、射程50mで上下15.5cmと左右11.5cm、100mでは上下31cmと左右21cmだった。最大射程は1,000mだが、実用最大射程は100mである。100m以下における侵徹量を示す。
- 新聞紙 25mm。
- 杉板 30mm。
- 砂 300mm。
- 鉄板 効力なし。弾丸は潰れ、マッシュルーミング(原文では「扁平ナル菊花状トナル」)を呈した[6]。