二軒茶屋餅

From Wikipedia, the free encyclopedia

二軒茶屋餅(にけんちゃやもち・にけんぢゃやもち)は、三重県伊勢市和菓子店「角屋本店」の商品[1]

概要 種類, 本社所在地 ...
有限会社二軒茶屋餅角屋本店
本店
種類 特例有限会社
本社所在地 日本の旗 日本
516-0017
三重県伊勢市神久6-8-25
業種 食料品
法人番号 1190002009375 ウィキデータを編集
事業内容 和菓子製造販売
代表者 代表取締役社長 鈴木成宗
外部リンク https://nikenjayamochi.jp/
テンプレートを表示
閉じる
二軒茶屋餅

概要

二軒茶屋餅は、角屋の製造するきな粉であり、中にあんこが入っている[1]。角屋は、天正3年(1575年)に伊勢神宮へ参拝する舟参宮の港であった大湊から勢田川をさかのぼる舟着場の近くで創業された[2][3]。創業当時、舟着場付近には角屋と湊屋の二軒の茶屋があったことから、同地は二軒茶屋と呼ばれるようになったと伝えられる[4][1]。なお湊屋は現存しない[1]

大正12年(1923年)に18代目当主鈴木藤吉が味噌・溜りの醸造も始めた。平成6年(1994年)に不動産部門を分離して法人化し、有限会社二軒茶屋餅角屋本店となった[5]地ビールの伊勢角屋麦酒、神都麥酒の他、味噌醤油も製造販売している。

二軒茶屋餅について

あんこを餅でくるみ、外側にきな粉をまぶした餅である。 創業時はあんこに黒砂糖を使用していたが、戦後白砂糖を使用するようになった[6][7]。 明治36年8月10日付で「名物二軒茶屋餅角屋」が商標として登録された[8]が、それ以前は「ひよこ餅」などの他の名前で呼ばれることもあった[9]

毎月25日を"くろあんの日"として、黒砂糖を使用した二軒茶屋餅を販売している。

明治天皇の記念碑

角屋の敷地内には、樹齢四百余年の大楠の下に記念碑が建立されている。

この記念碑は、明治5年(1872年)に明治天皇が海路より伊勢神宮に参拝した際、二軒茶屋に上陸したことを記念して大正4年に建立されたものである[10]

どんどこ丸

昭和61年頃、舟参宮を再現するため、強力造船に木造の和船 どんどこ丸の建造を依頼し、勢田川にて航行を行った[9][4][11]。当初はくろあんの日に合わせて運行が行われ、乗ることができた。

角屋民具館

角屋の裏手にある建物は、かつて餅の原料となる黒砂糖を蓄えておく蔵であったが、現在では様々な古民具を展示する「角屋民具館」として一般に公開されている[12]

江戸時代から使っていた餅造りの道具や商売道具、生活雑器などを展示しており、大きな民具や農具、銭箱など、当時の生活を伝える展示物も手に取って見ることができる。建物の一角は川の駅にもなっている[13]

味噌たまり蔵・地ビール蔵

二軒茶屋餅角屋本店の味噌醤油工場も「味噌たまり蔵」として見学を受け入れており、100年前から続く伝統的味噌醤油の醸造設備の見学が可能。昔ながらの天然醸造で、伊勢うどんのつゆなどに使われるたまりや醤油、味噌を作り続けている。仕込みの工程をすべて見ることができ、生のたまりの試飲も可能。また、隣接する地ビール蔵では、地ビール「神都麥酒」ができあがる様子を見学できる[13]

ビールについて

明治期に河崎町の問屋 川西で醸造されていた「神都麦酒」[14]を現代に、ということで1997年より伊勢角屋麦酒を開き、地ビールの製造を開始した[15][16][17]

2011年から三重大学とともに新たな地ビールを共同開発[17]し、その地ビールが平成26年(2014年)9月に開催された国際大会「インターナショナル・ビアカップ」で、ボトル缶・ハーブおよびスパイスビール部門で金賞を受賞した[18]


店舗

  • 本店 - 三重県伊勢市神久六丁目8-25
  • 内宮前店 - 三重県伊勢市宇治今在家町字東賀集楽34
  • 外宮前店 - 三重県伊勢市本町13-6
  • 売店麦酒蔵 - 三重県伊勢市神久6-428

脚注

参考文献

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI