交響三章 (芥川也寸志)
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初演
編成
構成
急 - 緩 - 急の構成。各楽章はそれぞれ副題を持つ。
ファゴットの規則正しい伴奏の上に軽妙な主題がクラリネットで現れる。この主題はフルート、弦楽器と楽器を変えながら展開を重ねていく。シンコペーションを用いた激しい動きの別主題も登場、変拍子による展開も見せるが、低音のリズムはずっと反復されたままである。最後は冒頭と同様に木管楽器だけとなり、さりげなく終わる。
三部形式。ファゴットで情感豊かなメロディが奏される。このメロディは楽器を変え次第に音量を増して奏されていくが、変奏されることなく繰り返されるのみである。師の伊福部昭の影響を受けた中間部のメロディはオーボエで奏される。高揚した後、第1部の再現に入るがやはり変奏は行われない[1]。
全合奏による導入の後、ABACABAというロンド形式に近い展開を見せる。主題はスラヴ的な性格を持ち[2][5]、その一つはショスタコーヴィチの交響曲第1番の第2楽章を彷彿とさせる、という指摘がある[6]。徹底した主題の反復により、最後は熱狂的に締め括られる。