交響曲第4番 (プロコフィエフ)
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改訂版
改訂版は1947年に、《交響曲 第6番》を完成して間もなく着手され、もはや改作と呼びうるほどに大幅に手が入れられた。初版のいくつかの楽想は放棄され、残された楽想が展開された。改訂版は、作品の規模とオーケストレーションが拡張されており、25分程度の長さだった初版が、40分から45分ほどの長さに引き伸ばされている。特に大きく変えられたのは両端楽章で、形式的にも内容的にも改訂作業は徹底したものとなっている。プロコフィエフはこの改訂版を、古い素材に基づく新作と見なしており、自ら新たな作品番号を与えた。
傑作である《交響曲 第5番》の後に改作されたため、改訂版がより練られた交響曲様式をとっていると評する向きもある一方で、初版の新鮮で軽やかな魅力を惜しむ意見も見られる。ジャン・マルティノンが1971年に初めて旧版を録音。その後80年代にムスティスラフ・ロストロポーヴィチが新旧両版を録音して以降、ネーメ・ヤルヴィやヴァレリー・ゲルギエフらの指揮者もこれに追随するようになり、同一の指揮者と演奏団体で両方の版の比較が可能になった。これはCD時代になって、新旧の両方が1枚のディスクに収録できるようになったためでもある。新旧両版とも、以下の4楽章からなり、発想記号の違いは見られない。