伊藤瑞叡
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札幌市の瑞玄寺に生まれ、遠野市の智恩寺、札幌市の本龍寺で育つ。父は本圀寺第六十三世貫首の伊藤日瑞。
1965年(昭和40年)、早稲田大学第一文学部哲学科卒業。1968年(昭和43年)、東京大学大学院人文科学研究科インド哲学専攻修士課程修了。1973年(昭和48年)、同大学院博士課程修了、東京大学文学博士。1984年11月、早稲田大学文学博士。論題は「十地経における菩薩道とその歴史的発展の研究」[2]。
1980年(昭和55年)から立正大学仏教学部助教授、1986年(昭和61年)から同教授。東京大学、早稲田大学、信州大学の講師も歴任。
1995年(平成7年)より仏教思想学会理事(後に理事長)。1591年(天正9年)開創で2007年(平成19年)に再興された本圀寺の檀林である求法講院の院長として日蓮教学の研究を主導した。
サンスクリット語や西洋哲学に通暁し、カント、ヘーゲルらドイツ観念論、スピノザ、ベルクソン、パーソンズなど現代の社会学、社会システム理論を仏教学に応用した独自の体系的理論を構築している。特に地政学と宗教学との関わりに深く言及しており、「宗教地政学(Religio-Geopolitics)」という新たなディシプリンを提案している[3]。
2013年(平成25年)3月、立正大学を定年退職し同大名誉教授となる。5月、大光山本圀寺に晋山、再住104世貫首となる。