低脂肪食

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アメリカ農務省の食事ピラミッド(1994年)
食事ピラミッドの新しい版(2010年代)[1]

低脂肪食(ていしぼうしょく、英:Low-fat diet)は、脂肪や、しばしば飽和脂肪酸コレステロールを制限する食事法である。心血管疾患肥満を軽減することが目的である。この食事法はカロリーを減らすことが容易となる。脂質は1グラム当たり9キロカロリーであり、 炭水化物とタンパク質は4キロカロリーであるため、低脂肪にした場合にはより多い量を食べることができる。米国医学研究所(IOM)は、飽和脂肪酸を制限し、肥満を予防するために、脂肪の摂取量を総カロリーの35%に制限することを推奨している。

総脂質摂取量を減らすことは、カロリー摂取量の減少につながり、体重を減らしたり、体重が増加することをおさえる[2]。全体的な利益は小さいが、なお有益である[3]。総カロリー量を減らすほかの食事法と比較して、体重減少の程度には差がないようである[4][5]

低脂肪食は心疾患の予防がうたわれている。総カロリーに対する35-40%の低い脂肪摂取量は、総コレステロールとlLDLコレステロールを10から20%減少させることが示されている。このことの大半は飽和脂肪酸の摂取量の減少によるものである[6]。飽和脂肪酸は多くの研究にて総コレステロールとLDLコレステロールを上昇させることが示されており[7]、心疾患の高いリスクとなる相関関係がある[8]

2013年のランダム化比較試験のメタアナリシスは、低脂肪食が総コレステロールとLDLを減少させたが、低カロリー食ではそうではなかった。低脂肪食、高脂肪食のどちらも明白に推奨することができないことを結論している[9]

2019年のシステマティックレビューで、糖尿病管理ために6か月以上追跡した20件のランダム化比較試験が見つかり、低脂肪食と低炭水化物食の比較では、基本的に血糖制御、体重と脂質に有意な差はなかったが、一部の研究では低炭水化物食が有利であった。地中海食では、体重とHbA1cのより大きな減少と糖尿病の薬を必要としない時期が長かった。完全菜食マクロビオティックでは血糖制御の改善、菜食ではより大きな体重減少とインスリン感受性を示した。結論としてよりよい血糖制御のために完全菜食、菜食、地中海食を導入すべきという証拠が見つかり、調査のためにより長期の試験が必要とされる。[10]

栄養学的な観点

出典

外部リンク

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