信夫山
福島県福島市にある山
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信夫山(しのぶやま)は福島県福島市の中心市街地北部にある山である。標高275メートル。福島市街を一望でき春には大勢の花見客で賑わう福島市のシンボル的存在である。外周は1周7キロメートルで、これは皇居(外苑も含む)と同じ大きさである。うつくしま百名山に選定されている。古代には岑越(みねこし)山と呼ばれた。
公園内では飲食が可能なため福島市内では人気の名所である。登山のルート次第では険しい経路もあるなど登山趣味の入口として親しまれ、近隣小学校の遠足で用いられる。また、山岳信仰として神社仏閣スポットでもある。岩谷観音、黒沼神社、福島県護国神社や出羽三山の分社(羽黒山神社・月山神社・湯殿山神社)がある。大円寺や市が管理する墓地が存在、福島市を代表する墓所地帯としての性格も兼ねている。
信夫三山
東から熊野山、羽黒山、羽山の三峰で構成され、これらを合わせて信夫三山と呼ばれることもある。それぞれの山の名前からもわかるように山岳信仰と密接に結びついており、熊野山には湯殿神社、羽黒山には羽黒神社、羽山には月山神社の出羽三山が勧請され祀られている。
国道13号の信夫山トンネル、東北新幹線の信夫山トンネルはともに羽山の下を貫いている。
- 福島県護国神社
- 烏ヶ崎展望デッキからの眺望(北上する東北新幹線)
- 信夫山山頂からの眺望(南下する東北新幹線)
日本一の大わらじ奉納先

羽黒神社にそびえ立つ長さ12メートルの大わらじは毎年2月に行われる「信夫三山暁参り」で奉納される。毎年8月にも大わらじの奉納が行われ、1970年から夏祭り「福島わらじまつり」として市民の間に定着している。
信夫山公園

1874年に政府が認可した公園で、東京の上野恩賜公園と同じ時期に認定された全国的にも由緒ある公園。1899年、初代福島町長鐸木三郎兵衛たちの指示で1万本の桜を植え、福島市の桜の名所になった。

信夫山一帯は公園として整備されており、南側斜面には福島市街地に向け第1展望台、さらにその上側に第2展望台、西側には烏ヶ崎という山頂があり、近年整備が行われウッドデッキの展望台が設けられている。信夫山トンネルに程近い護国神社周辺には花見の名所として有名な広場や大噴水、各種遊具が整備された駒山公園が、第2展望台周辺には大型遊具やウォールクライミング場がある。
福島地方気象台が桜開花の基準となるソメイヨシノの標本木とは信夫山に自生するもので、そのほかに複数種類の標本木が信夫山に自生するものである[注 1]。
