倒逆法
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倒逆法(とうぎゃくほう、hysteron proteron)とは、「前後倒置」[1]「反理倒置法」[2]「先後倒叙」[3]とも称し、概念の第1のキーワードが、第2のキーワードより時間的に後で起こる何かを言及する(つまり、時間の順序が逆になっている)修辞技法のこと。ゴールは、それが最初に置かれていることによって、より重要な概念として注意を促す。
論理学用語としては「不当仮定の虚偽」とも訳し、「論点先取」の一種である[4]。
倒逆法の有名な例は、ウェルギリウス『アエネイス』の次の一文である(II.353)
- Moriamur, et in media arma ruamus(我等を死なせよ、そして戦いの渦中に飛び込ませよ)
語源はギリシャ語のὕστερον, hústeron(後者)+πρότερον, próteron(前に)。