元景寺
群馬県前橋市にある曹洞宗の寺院
From Wikipedia, the free encyclopedia
歴史
淀殿伝承
元景寺には淀殿が大坂夏の陣の大坂城落城後に身を寄せたという淀殿生存説がある[2]。
境内北の墓地に秋元氏の墓所(前橋市指定史跡)が存在するが、その中の1基「心窓院殿華月芳永大姉」は淀殿の墓であるとの伝承がある[8][4]。正徳5年(1715年)に秋元喬知によって建立された墓碑銘によれば、彼女は秋元泰朝の母だが何氏であったか伝わっておらず、葬送に用いた乗輿の扉の一片には桐と菊の紋があったという[7]。また元景寺過去帳では泰朝の乳母であるという[9]。
本堂には菊と桐の紋章が入った駕籠が残っている。この駕籠に乗って総社城に来る途中、淀君は一本の梅の枝を持ち帰り、境内に植えた。山門より入って右側にある梅の木がそれである。この逸話がきっかけとなり植野(群馬郡総社領植野村、西群馬郡総社町植野)という地名が生まれた[10]。
しかし泰朝は大阪の陣の時点では大人なので、泰朝の母または乳母が淀殿である可能性はないと言える[9]。他方、「心窓院」を長朝の側室「おゑん」として[5]、利根川対岸の「お艶が岩」と結びつける伝承もある[9]。
文化財
交通アクセス
- 群馬総社駅より徒歩13分。