全国アニメーション総会
From Wikipedia, the free encyclopedia
日本では1960年代から1970年代にかけてアニメーションの制作者・研究者・ファンなどによるグループが各地に形成され上映会・自主制作・会誌発行・交流などを行い、次第に地域間も含めた会合や合同上映会なども企画された。背景には、1960年からのテレビアニメ開始による第一次アニメブーム、1965年以降の家庭用8ミリカメラ普及によるアニメーションを含めた自主映画や上映会の普及、1972年の情報誌『ぴあ』創刊などがあった。
1960年代のアニメーション三人の会は主にプロの制作者のグループだったが、1960年代後半より東京アニメーション同好会(アニドウ)、東海アニメーションサークル(TAC)、しあにむ、阪神アニメーショングループ(HAG)などの研究上映サークルが各地で誕生し、その交流の場として1970年に「全国アニメーション総会」が開始され、その各地域連携により1975年より「プライベート・アニメーション・フェスティバル」も開催された。
更に1980年前後より日本アニメーション協会のワークショップ受講者らを中心にしたグループえびせん、アニメーション80、地球くらぶなど多数の自主制作グループ、大学などのアニメーションサークル、またDAICON FILMなどが生まれ、1985年には広島国際アニメーションフェスティバルが開始された。また東映動画ファンクラブ(当時)など制作会社運営のファンクラブ、プロジェクトチームDoGAなど家庭用パーソナルコンピュータでも可能なコンピュータグラフィックス技法の開発集団、大学サークル間の合同上映組織のアニメーション研究会連合なども誕生した。
しかし1990年代以降はレンタルビデオ、インターネット、更にはFlashなどのコンピュータグラフィックス、YouTubeなどの動画投稿サイトの普及もあり、作品鑑賞、自主制作、情報交換などは個人でも容易となり、従来のサークルや会合は減少や高齢化も進んでいる。