八王子丘陵
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八王子丘陵(はちおうじきゅうりょう)は、群馬県東部の桐生市・太田市周辺に広がる丘陵群である。広沢丘陵(ひろさわきゅうりょう)ともされる。
群馬県桐生市・太田市・みどり市にまたがり、渡良瀬川右岸の大間々扇状地上を北西から南東に、長さ15キロメートル・幅5キロメートルにわたって分布する。北西側から鹿田山丘陵・茶臼山丘陵・金山丘陵に三分される[1]。
丘陵の東縁に沿って活断層である太田断層が分布している。この断層は、長さ約26km・南西傾斜の逆断層で、活動度はB級下位程度と考えられている。最新活動時期や平均活動間隔、単位変位量、断層面の幅、横ずれ成分の有無などは不明[2]。全体が活動した場合はM 7.1程度の地震が発生すると推定されている。

みどり市笠懸町の中北部に位置する。笠懸町西鹿田に天神山(174メートル)、笠懸町鹿に鹿田山(232メートル)、笠懸町阿左美に琴平山(196メートル)がある。天神山と鹿田山の間に群馬県道352号笠懸赤堀今井線が、鹿田山と琴平山の間に群馬県道69号大間々世良田線が通じている。
鹿田山は、「鹿田山フットパス」と呼ばれる全長4kmのウッドチップを敷いた遊歩道が整備され、里山ハイキングに利用される。春は菜の花、初夏はシャクヤク、秋にはキバナコスモスなど、季節の花が彩る。また、同山の東麓には吹上地区ひまわり花畑があり、ひまわりが咲く10月上旬には、「ひまわりの花畑まつり」が開催され、「笠懸の武技」などの演目が披露される。
琴平山の北麓には岩宿遺跡を擁し、北西麓に鹿の川沼、南麓に国瑞寺(岡上景能の墓所)および国道50号桐生バイパス、南東麓に両毛線岩宿駅がある。
茶臼山丘陵

桐生市の中心市街地南部から太田市北部・みどり市笠懸町の東部にかけて広がる。丘陵の北東側が桐生市広沢町三・四・五・六・七丁目・太田市吉沢町、南西側が太田市上強戸町・大鷲町・北金井町・菅塩町・西長岡町・藪塚町、北西側がみどり市笠懸町阿左美である。
丘陵北側から北東側にかけて渡良瀬川・両毛線・国道50号が、西側から南西側にかけて岡登用水・東武桐生線・群馬県道78号太田大間々線が通じている。桐生市広沢町に丘陵の最高峰である茶臼山(294メートル)があり、茶臼山北麓の広沢町三丁目に群馬県立桐生南高等学校、岡の上団地、広沢町四丁目に八王子山、広沢町五丁目に桐生市南公園、桐生市斎場、サウスパーク広沢ニュータウン、広沢町六丁目に手臼山、彦部家住宅、賀茂山、賀茂神社がある。
桐生市と太田市の境に黒石峠、姥沢峠(八王子峠)、籾山峠、菅塩峠がある。太田市吉沢町に唐沢山(261メートル)、上強戸町に太田市北部運動公園、大鷲町に太田強戸パーキングエリア(北関東自動車道)、西長岡町に天王山(243メートル)、八王子山公園墓地、藪塚町に藪塚温泉、藪塚駅、群馬県立東毛青少年自然の家がある。みどり市笠懸町阿左美に荒神山(218メートル)があり、荒神山の北西麓に阿左美駅がある。丘陵中部に群馬県道332号桐生新田木崎線が通じ、籾山峠や藪塚温泉を経由している。
