冷凍動物園
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冷凍動物園(Frozen zoo)は、DNA、精子、卵子、胚等の動物由来の遺伝物質を貯蔵するための施設である。収集された遺伝物質は長期間の保存に適した極低温で貯蔵される。種子等、植物由来の遺伝物質も収集する施設もある。
サンディエゴ動物園等のいくつかの動物園[1]や Audubon Center for Research of Endangered Species等の研究プログラム[2][3]は、絶滅危惧種の遺伝的多様性を守るためや、タスマニアタイガー[4]やマンモス[5]等の絶滅種を将来再び蘇らせることを目的として、遺伝物質を低温保存している。
San Diego Zoo Conservation Researchの冷凍動物園では、動物と植物から収集した生体物質を1976年から-196℃の液体窒素で保存している[6]。現在のコレクションは、800以上の種及び亜種の8,400サンプルに上る[7]。San Diego Zoo Conservation Researchの冷凍動物園は、アメリカ合衆国やヨーロッパの動物園によるFrozen Ark等の類似のプロジェクトの元祖となっている[8][9]。しかし、世界中でも冷凍動物園の数は1ダースにも満たない[3]。
シャールジャのUnited Arab Emirates Breeding Centre for Endangered Arabian Wildlife (BCEAW)では、Felis silvestris gordoni(ヨーロッパヤマネコの亜種)やアラビアヒョウ等の絶滅の危機に瀕する動物の胚を保存している[10]。