加部島
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| 加部島 | |
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呼子台場みなとプラザの北側から望む加部島 | |
| 所在地 |
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| 所在海域 | 日本海(玄界灘) |
| 座標 | 北緯33度33分20秒 東経129度53分0秒 / 北緯33.55556度 東経129.88333度座標: 北緯33度33分20秒 東経129度53分0秒 / 北緯33.55556度 東経129.88333度 |
| 面積 | 2.68 km² |
| 海岸線長 | 8 km |
| 最高標高 | 112.2 m |
| 最高峰 | 天童岳 |
加部島(かべしま)は、東松浦半島北部、唐津市呼子町の呼子港の沖約500mの玄界灘に位置する島。呼子大橋で本土側の呼子町殿ノ浦と結ばれている。佐賀県唐津市に属し、大字は唐津市呼子町加部島。
古くは「壁島」と呼ばれたことからも分かるように、呼子港の目の前にあり、玄界灘の荒波から港を守る天然の防波堤の役割を果たしている。島の分水嶺は大きく南に寄っており、最高峰の天童岳は南西部にある。
一方島の北側は台地状になっており、平坦な土地が広がる。地質は玄武岩質で、北部の海岸は柱状節理の海蝕崖となっている[1]。

加部島と片島の2つの集落がある。ハマチの養殖、イカの水揚げといった漁業とともに農業も盛んで、稲、野菜類、柑橘類の栽培、肉牛の飼育が行われている。特産品として、甘夏(呼子甘夏)やそれを加工した甘夏ゼリーがある[1]。
2009年には島の「防風垣が守る畑地景観」が朝日新聞社・森林文化協会の「にほんの里100選」に選定されている[3]。
島の北部杉ノ原牧場内の6世紀初頭の前方後円墳「瓢塚古墳」は、日本武尊の子・稚武王の墓とする説がある。また、松浦古事記に記載があり、境内に松浦佐用姫伝説にまつわる佐用姫神社がある田島神社は、佐賀県内で最も古い神社とされ、遣唐使の時代に朝廷から特別な扱いを受けた歴史の島でもある。
また、江戸時代や明治時代までは一帯は「西海捕鯨場」と呼ばれる大規模な捕鯨場であり、多数のヒゲクジラ類が回遊していた。中でも加部島の周辺はとくに知られた猟場であったとされる[4]。
