北村けんじ
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1929年(昭和4年)9月14日、福岡県山門郡瀬高町(現在のみやま市瀬高町)に生まれた[1]。3歳の時に三重県桑名郡多度村(現・桑名市)に転居し[1]、多度村立多度小学校、旧制三重県立桑名中学校を卒業した。18歳だった1947年(昭和22年)、恩師の勧めによって多度小学校の代用教員となった[1]。その後、三重大学学芸学部養成科(現・教育学部)を卒業した。
三重県内の小学校で教員を務めるかたわら、数多くの児童文学を創作した。1970年(昭和45年)、『ハトと飛んだボク』で新美南吉文学賞を受賞した。1972年(昭和47年)、『まぼろしの巨鯨シマ』で第19回サンケイ児童出版文化賞(現・産経児童出版文化賞)を受賞した。1991年(平成3年)に多度町立多度中小学校の校長を最後に定年退職し、以後は創作活動に専念した。退職後には三重大学や四日市大学で講師を勤めている[1]。1994年(平成6年)、『しいのきのひみつのはなし』で第5回ひろすけ童話賞を受賞した。2001年(平成13年)5月には『毎日新聞』大阪本社版で「空をとんだかっぱのカワ太郎」を連載した。
晩年には桑名市立中央図書館に児童文学に関する資料を寄贈した[1]。北村の著作、児童文学関係の雑誌、自筆原稿、書簡などの資料などがあり、桑名市立中央図書館の歴史の蔵(郷土資料室)に「北村文庫」としてまとめられている[1]。北村が長らく居住した多度町のふるさと多度文学館には北村けんじコーナーがある[2]。2007年(平成19年)8月21日に死去した。
所属
- 三重児童文学の会
- 日本児童文芸家協会
- 日本児童文学者協会
受賞歴
- 第11回毎日児童小説賞(『ちいさな駅のむくれっこ』)
- 1970年 - 新美南吉文学賞(『ハトと飛んだぼく』)
- 1972年 - 第19回サンケイ児童出版文化賞(『まぼろしの巨鯨シマ』)
- 1994年 - 第5回ひろすけ童話賞(『しいのきのひみつのはなし』)
- 第36回日本児童文学者協会賞(『ギンヤンマ飛ぶ空』)
- 第28回日本児童文芸家協会賞特別賞(『クジャク砦からの歌声』)
- 2001年 - 第1回三重県文化賞・文化大賞