原子力の日
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日本の「原子力の日」は毎年10月26日で、以下に示す出来事を記念するために1964年(昭和39年)[1]7月31日に閣議決定によって制定された[2][3]。
- 1956年10月26日、日本が国際連合の関連機関の一つである国際原子力機関(IAEA)へ参加した[1][4]。
- 1963年10月26日、茨城県東海村の日本原子力研究所(現・原子力機構)の動力試験炉、JPDR(Japan Power Demonstration Reactor)が日本で初めての原子力発電に成功した[1][4]。
以前は、4月18日の発明の日を含む「科学技術週間」のうち1日が「原子力デー」とされていたが、「原子力の日」として分離独立した[5]。
毎年この日には、原子力に関係する機関や企業等で記念行事が行われている。
JPDRは1976年(昭和51年)3月18日に運転を終了し、1986年(昭和61年)から1996年(平成8年)3月31日にかけて解体工事が行われ、設置場所は更地となった。これは日本ではじめての「廃炉」である。
JPDRの実績を元に日本でも商用の原子力発電の導入が決定し、実績が豊富な英国の技術が採用され、富士電機を受け入れ主体として東海村に原子炉の建設が始められた。その後完成した原子炉による日本で最初の商用原子炉による発電は1966年7月25日に日本原子力発電株式会社東海発電所によって行われた。しかしながらこれに続く発電炉は米国の軽水炉が導入されることになり、英国製原子炉の導入はこれ一基のみとなった。この原子炉は1998年3月31日に運転を終了し、現在は解体工事中である。