原田昌樹
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小学生時代に一時住んでいた松本市で映画のロケ隊を見て映画製作に興味を抱いた[1]。学生時代にはアルバイトとして映画の制作現場に入るようになり、教育映画の現場でついていた助監督の誘いで『宇宙鉄人キョーダイン』(1976年)のサード助監督として本格的に制作に携わる[1]。
助監督時代には東映、大映、三船プロダクション、フィルムリンク・インターナショナル等を渡り歩いた(この時期は長石多可男や蓑輪雅夫といった助監督の下で現場に従事)。また『この胸のときめきを』、『さらば愛しのやくざ』などの作品では和泉聖治監督のチーフ助監督として多くの映画につく。角川春樹が監督を手がけた『REX 恐竜物語』ではチーフ助監督を務めた。
1992年、『裏刑事-URADEKA-』にて監督デビュー[1]。以後、教育映画からアクション物、SFXテレビドラマ等ジャンルを問わず演出を手がけ、特に『平成ウルトラシリーズ』では脚本家の太田愛とのコンビでファンタジー作品で独特の世界を作り出した[1]。また教育映画では4年連続文部科学省特選に選ばれた他、文部科学大臣賞を2度にわたって受賞している。
作風
- ウルトラシリーズなどでファンタジックな作品を手掛ける一方で、ヤクザものなどのバイオレンス映画も多い[1]。原田は「敵が怪獣か人間かの違い」だけで大きな差異はないとしているが、バイオレンス映画のハードな世界観をウルトラマンではあまりやりたくないとも述べている[1]。
- 「エンディングまでが本編」という考えで、エンドロール時に本編のエピローグを流すなどの手法を好む。前出の『平成ウルトラシリーズ』や、メイン監督を務めた『魔弾戦記リュウケンドー』では特にその傾向が顕著に表れている。
- ウルトラシリーズでは「怪獣を殺したくない」との想いから、愛嬌のある怪獣や言葉を喋る宇宙人を得意とし、敵が死なずに去る作品が多い[1]。
- 円谷プロダクション4代目社長の円谷一夫は「原田はロマンティックな作品が得意」と評価しており、『ウルトラマンダイナ』では円谷原案の二作を監督している[2]。またオートバイに造詣が深いことも『ダイナ』第19話で起用された理由に挙げられている[2]。