喧嘩ラーメン

From Wikipedia, the free encyclopedia

喧嘩ラーメン』(けんかラーメン)は、土山しげるによる日本漫画作品。

週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にて、1995年6月から1998年7月まで連載。ヤクザ・アウトローを題材にした劇画作品が多かった作者にとって初のグルメ漫画であり、ひさしぶりの原作者なしの単独作と思われる。

土山しげるは、既に『極道ステーキ』などの作品で高い評価を得、1993年頃には月に300頁を描くようになっていた[1]。しかし、43歳の時、過労で倒れ入院を余儀なくされた[1]。その際、病院食の不味さから「食漫画」を描きたいという意欲が生まれた[2]。病室に見舞いに来た『週刊漫画ゴラク』の編集長に構想を伝えると、その場で『喧嘩ラーメン』の連載が決まったという[1][3]。本作は、望月三起也に弟子入りして初めて携わった『突撃ラーメン』へのオマージュでもある[4][5]

連載初期は作者がそれまで得意としていたヤクザ漫画と同様にバイオレンス要素が強くヤクザが絡んできたりしたが、すぐにそういう要素は薄くなった。本作品からの特徴として、主人公が旅をしながら、物語が展開するというロードムービー的手法を用いており、豪快かつ、けれんみあふれる演出とともに土山ワールドともいえる手法がほぼ確立した[6]。とはいえ、のちの作品とともに主人公がアウトローということには変わりなく、食を題材とした股旅物といえるのかも知れない。

単行本は日本文芸社より全17巻。またコンビニ向け廉価コミックも名古屋・岐阜編、広島編などのように区切りごとに出されている。

あらすじ

主人公・源田義経は市内の暴走族の総長にして、M市随一といわれるラーメンの名店「がんてつラーメン」の息子。しかしその店主である父は無理がたたって入院してしまうが、ラーメンチェーン店の陰謀に巻き込まれて勝負を余儀なくされてしまう。義経はその対決に勝利するが、相手の凄腕ラーメン職人・牛嶋の作った次世代指向のとんこつラーメンを食べて衝撃を受ける。次世代のラーメンはとんこつにあり、ということ知った義経は、西へ向けて修行の旅に出る。

登場人物

オリジナルビデオ版

脚注

Related Articles

Wikiwand AI