反律法主義
From Wikipedia, the free encyclopedia
概要
キリスト教徒は神の恩寵を受けており、したがってモーセの十戒を守る必要はないとする考え方が反律法主義と呼ばれるが[2]、恩寵ではなく聖霊論から導き出す立場など様々な論拠がある[3]。予定説は反律法主義を生むといわれており[4]、リバティーンは反律法主義の一つの類型だとされる[5]。ピューリタン史上、1636年10月から1638年3月までの間続けられたアン・ハッチンソンに対する異端審問は、反律法主義を巡る大きな論争へと発展した[6]。反律法主義は神の絶対性を強調し[7]、道徳や善行を軽視する一方で信仰に重きを置く[8]。
反律法主義は、アブラハムの宗教ではない禅などにも関連する概念である[9]。ラテン語のアンティ(反)とノモス(法)の組み合わせが語源となっている[3]。