取立山
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国
日本
取立山(とりたてやま)は、石川県白山市と福井県勝山市にまたがる標高1,307 mの山。加越国境に位置する両白山地の山で、恐竜渓谷ふくい勝山ジオパークや奥越高原県立自然公園[3]内にある。特に福井県内有数の水芭蕉群生地と知られており、シーズン時には多くの登山客でにぎわう[4]。
山名の由来
登山
福井県側から3つのルートの登山道があり、5月の開花期の頃には登山者で賑わう。山頂や支峰のこつぶり山からは間近に白山を望むことができる。1968年(昭和43年)に福井県で開催された国民体育大会(親切国体)の山岳競技の下見の際に、コースの外れの取立平のミズバショウの群生地が偶然発見された[7]。周辺は豪雪地帯であり、雪解け後に湿原に白い花を咲かせる。登山口となる「東山いこいの森」にはキャンプ場などの施設がある[8]。2004年(平成16年)2月3日から関西学院大学ワンダーフォーゲル部員14名が、東山いこいの森から取立山を経て赤兎山方面へスキーで縦走する際に大長山で身動きができなくなる山岳遭難事故が発生し、2月9日にヘリコプターにより全員救出された[9]。

厳冬期は雪に埋もれる
登山道
- 国道157号、「東山いこいの森」- 1:30 山頂 - 0:30 - 取立平避難小屋 - 水芭蕉群生地 - こつぶり山
- 国道157号、「東山いこいの森」- 0:30 大滝(落差30 m)- 1:00 - こつぶり山 - 水芭蕉群生地 - 0:30 - 山頂
- 周遊できるが大滝から登るルートは残雪の状態で閉鎖の場合がある。
- その他 谷峠より護摩堂峠を越えるルートと大長山からのルートがあるが、ヤブが深い場合があり主に冬期から早春の残雪時期に使用される。
周辺の山小屋
- 取立平避難小屋 - 収容人数20人。キャンプ指定地なし。厳冬期には数 mの積雪があり、雪に埋もれる[10]。
植物
地理
両白山地の主稜線の三ノ峰から西に派生する長く延びる稜線上にある。山頂の北北東0.7 kmの加越県境に「こつぶり山」(1,264 m)がある。
周辺の山
| 山容 | 山名 | 標高(m) [1][2] |
三角点等級 基準点名[1] |
取立山からの 方角と距離 (km) |
備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 白山 | 2,702.17 | 一等 「白山」 |
日本百名山 | ||
| 大日山 | 1,368 | ||||
| 取立山 | 1,307.22 | 三等 「取立」 |
取立平避難小屋 水芭蕉群生地 | ||
| 大長山 | 1,671.42 | 二等 「大長山」 |
|||
| 法恩寺山 | 1,356.66 | 三等 「法恩寺山」 |
越前禅定道 | ||
| 赤兎山 | 1,628.66 | 三等 「赤鬼山」 |
赤兎避難小屋 | ||
| 経ヶ岳 | 1,625.20 | 二等 「経ケ岳」 |
日本三百名山 |

落差30m
登山道が滝の右側の斜面を巻く


